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プレミアムフライデー 勤務時間が減る人・増える人

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Wikipediaでプレミアムフライデーを見てみると、

政府および経団連を中心とした経済界が提唱、推進する、毎月末金曜日に普段よりも豊かな生活を推奨する個人消費喚起キャンペーン。午後3時に仕事を終えることを奨励する働き方改革とも連携し、給与支給日直後に該当しやすい月末金曜日には、夕方を買い物や旅行などに充てることを推奨している。2017年2月24日より実施。

こんなふうに書かれています。

今日からスタートするこの取組についてメディアの取り上げ方も様々です。

週刊東洋経済は、この施策を記事の最後でこんなふうにまとめています。

有休取得が進まず、休日が集中する現状で生み出された苦肉の策といえる。

そしてもう一方のダイヤモンド・オンラインでは、オフィス街の飲食店では、「大迷惑」という怒りや不安の声が大きいとしてこんな見方を紹介しています。

「プレミアムフライデーはむしろ、大幅な売上減につながる恐れが大きい」

大幅な売り上げ減になるのか現時点ではわかりませんが、こちらの画像はわたしのオフィスがあるビルの飲食店の看板です。

IMG_0529.JPG

今回のプレミアムフライデーは消費喚起だけでなく働き方改革とも連携しているとのことで、大手企業などがこの取組を行うでしょう。

先ほどの看板を見ればわかるように、勤務時間を短くできる一部大手に対し、末端で働く多数の人々の勤務時間の増加をもたらすというのは皮肉としか言いようがありません。

こういう話しに出くわすたびに、Wikipediaの資本主義のページにあるこの画像を思い出し、人生いろいろ頑張らねばな、、、と思う次第です。

Anti-capitalism color

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