ユーザレベルでもSalesforceのモバイル対応を可能にするSkyVisualEditorV3.5はモバイルファースト時代の注目サービスかと
Salesforce関連の開発やクラウド・インテグレーションとシステム連携に特化したサービスで名の知られているテラスカイ社の報道関係者向けの発表会にブロガーとして参加してきました。
テラスカイ社はSalesforce関連の開発技術者を100名規模で抱えておりこの分野においては日本最大規模を誇る会社で、Salesforceに関わる人なら知らない人は居ない存在かと思います。
開発以外のところで主力製品としては「SkyVisualEditor」「DataSpider」「SkyOnDemand」を提供しており、「SkyVisualEditor」はセールスフォース・ドットコム社のベスト開発アプリ賞を受賞、「SkyOnDemand」は日経コンピュータのクラウドランキングで表彰されるなど、日本市場で販売数を着実に伸ばしているとのこと。
SkyVisualEditorはSI事業者などに頼ることなくユーザ自身が自由にSalesfoceの画面をレイアウトできるサービスです。わたしの会社でもここ最近Webサイト構築においてCMSとSaleforce側でも開発を要する事案が増えつつあったり、自社内で利用しているSaleforceの活用の場面でSkyVisualEditorの名前が頻出していたので今回の発表会には興味津々で参加させていただいた次第です。
今回の発表では前述のSkyVisualEditorがバージョンアップしてSalesforce1に完全対応したというものです。
これにより既存のブラウザ画面と同様、Salesforce1アプリケーション画面も開発できるようになりタブレット、スマートフォン用の自由度の高い画面の開発を、エンドユーザコンピューティングのレベルであっても容易に行えるとのこと。
Salesforce1の用語は様々な意味合いで語られるのですが、わたしの身近なところとしてはモバイルファーストを実現するプラットフォームとしてこれまでiOS向けやアンドロイド向けに個別開発していた事を考えると、Salesforce1は開発者や利用者に多大な利便性と生産性を高めてくれるサービスだと認識しています。
ですので、今回バージョンアップしたSkyVisualEditorを利用することでエンドユーザコンピューティングのレベルでもモバイルデバイスに対応したSalesforceの画面作成が可能になるというのはSalesforceの既存ユーザは勿論のこと、モバイル端末で仕事の生産性を高めたいと考えている方々には是非存在を確かめていただきたいサービスだと思います。
最近営業マンやサポートサービスの人達が持っているタブレットにサインをするような光景が増えていると思います。その他にも各地で開催されるセミナーの現場などで参加や代金の支払い、アンケート処理などを手軽に行いたいというような場合にモバイル対応は必須です。
このようなビジネス対応を開発会社にそれなりの費用を払えばそれは当然可能ではありますが、今回繰り返し書いていますがエンドユーザのレベルでもモバイル対応した画面を作成できるSkyVisualEditorは注目すべきサービスだと思います。
こちらの写真は実際にSkyVisualEditorで開発されたタブレット向けの手書き機能のデモをしている様子です。
ご覧いただいたようなモバイルファーストに向けた取組みに興味のある方々には是非こちらの製品情報やリリースノートをご覧頂ければと思います。