大田区の「選挙に行きましょう」放送に、積雪に伴う注意喚起は無し
大雪から一晩明けてわたしの住む大田区は青空が広がっています。
7時くらに玄関の前を簡単に雪かきをしていたのですが、この積雪のなかで自転車に乗ってかなりの坂道を上ろうとしている光景に出くわしました。
多分こういう雪を経験したことが無い方なのだろうと思いますが、案の定坂の途中でバランスを崩して転倒はせずに済みましたが、坂の途中で自転車から降りていました。
自分も経験ないことでは判断を誤るだろうと思うのですが、そういう意味で”知らない”ってことは怖いことだよな…と改めて考えさせられました。
昼前後になると区の放送設備を利用して都知事選の案内が放送されていました。
そのアナウンス内容は録音済みのものが流れるだけなので、あくまで選挙への参加を促すないようで、これだけ路面が積雪、凍結して危険であることの案内と注意は皆無。そんでもってこの放送は防災放送だというのが何とも皮肉です。
まあ、土曜の役所が休みに降った雪だし、放送内容を急遽差替えることはそれなりに面倒だし、その状況にマッチしない場所があってクレームがあればまた余計な事したって話しになるでしょうから、日本のお役所仕事としては「決まったことをやりました」というのが一番無難なところなのでしょう。
ただ、最近はいろんな事でクレームつける人が増えてますから、
『「区が選挙に行きましょう」という放送をしたから、自分はこういう悪条件でも投票に出かけて転倒したんだから、医療費を保障しろ』
って言う人が出てきたら、何かしらの注意喚起の文言をアナウンスに入れておくべきだった…という話しになるんでしょうかね?
10時33分配信の読売新聞のニュースでは「正午現在の投票率は7・86%で、前回同時刻を9・76ポイント下回っている」と伝えていて、この投票率の低下は積雪の影響が大きいと思われます。
この数値低下が締切り時点でどの程度変化するか現時点ではわかりませんが、自分の住んでいる地域は結構なアップダウンの坂道があるので、この雪で転ばないように選挙には出かけたいと思いますw