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「やらないからできない」より「やってもできない」という人のほうが当然ながら未来の可能性は大きい

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あけましておめでとうございます。ブログ読者の皆様愛読ありがとうございます。昨年はいろいろとお世話になりました。今年も頑張っていきたいと思います。

これまで展望とか決意表明みたいなネタを書いていませんでしたが、ホームページ制作事案、電子書籍関連の制作・コンサルティング事案どちらの方面においても今年は変化(衰退を含め)が訪れる可能性が高いと思われ、多分かなり苦しい状況が続くであろう2012年をどう切り抜けるのかということをあとから振り返るためにも今年はこういうエントリからスタートしてみたいと思います。

ホームページ制作・各種クリエイティブ

CMパンチという会社組織としてホームページ制作や運用の仕事をさせていただいて早13年、さまざまなテクノロジの進化や時代の変化と共に、企業サイトなどでのCMS活用が一般化したことで企業と制作会社の関係がかなり固定化している傾向の中、新規の関係作りがなかなか難しくなっているように思います。

ソーシャルメディアの普及など新しいメディアへの対応はどんどん必要な側面もありますから、せっかくこうやってITmediaさんのオルタナティブブログに参加させていただいている訳ですから、接点作りとしてもこのブログを活用していきたいと思います。

電子書籍出版・制作・ビジネスコンサルティング

この分野については本当に悩ましい状態が続いていると申し上げるしかないのですが、本当に日本で電子書籍が普及期に入った場合、大手出版社の既存コンテンツの電子化についてはそれなりの関係性のある下請け会社に制作事案は流れるでしょうし、AmazonのKDPが日本対応したら著者が直接出版すれば良いという話になりますので、私たちのような独立系の会社がカバーするビジネス領域を吟味しておくことが非常に大切なのですが、残念ながらそれ以前の段階でストップしているのが現状です。

せっかくの取引先との関係も電子書籍がビジネスとして成立するボリュームで売れなければ継続困難ですし、最低でもなんとか電子書籍が日本の市場に定着する位のところまでは行ってほしいと願っています。

谷川さんと取り組んでいるeBookProとしては2011年の終わりから2012年初頭はiBookstoreとkindlestoreを通じての海外向けコンテンツの発売を複数リリース、国内向けとしては音楽雑誌MUSICA電子版の販売拡大に向け編集部と共同でさまざまな施策を展開しつつ、雑誌媒体の電子化について横展開が出来るような先進的な取り組みを計画中です。

個人的な取り組み

ここ数年の悩みとして、集中力や意欲、記憶力の低下と左耳の加齢性の聴力低下がいよいよ深刻な悩みになってきています。

脳の老化は意欲や感情の中枢である前頭葉から始まるらしいですが、学歴も何もない自営業者の自分がこれからも生き延びていくには、感情の老化を防ぎつつ生涯の勉強を可能にしていくしかないと考えています。

「やってもできない」という人は一見すると鈍臭く見えるのも確かだが、努力の結果は知識の蓄積になっている。それをうまく引き出す方法を見つけることができれば結果が好転する可能性は十分あるという記述を10年ほど前に出された和田秀樹さんの書籍で見かけました。

その書籍でもITツールを活用した新しい勉強法を紹介していますが、物事を学んでいく上でのポイントはGoogleのCIOだったダグラス・C・メリルが書いた「グーグル時代の情報整理術」(2009年)もほぼ同じような事が紹介されています。

情報を整理していくという事に関しては、1969年に発行された「知的生産の技術」が著名かと思いますが、ここで書かれていることを現在のITツールを活用することで非常に多くの人が恩恵に預かることができると思います。

やっていなければ出来なくて当たり前ですが、自分の実力に見合ったゴール設定と、努力を放棄せずに積み重ねていくアプローチを続けることがまず大切で、タイトルにも書いたように「やらないからできない」より「やってもできない」という人のほうがポテンシャルの観点では大きな差がある訳で、ITツールなどの助けを借りながら効率的に結果を出していけるよう頑張いきたいと思います。

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