iBooks AuthorはAl Gore元副大統領の電子書籍アプリ「Our Choice」をかなり意識して開発されてる?
iPhone/iPad向けに書籍関連コンテンツをするのにLaker frameworkは個人的に気に入っているのですけど、何せAppleの審査が通らないとリリースできないという課題が残ったままです。
Laker – Example App from Florian Franke on Vimeo.
審査を担当する人の主観によるのだと思うのですが、iBookstoreで日本マーケット向けの販売できない上に言語設定だって日本語は選択できないくせに、シンプルな書籍はiBookstoreでリリースしてくれと連絡くるとほんとガッカリしてしまいます。
Laker frameworkの他にbakerというツールもhtmlのコーディングに慣れている人なら扱い楽なツールであるのですがアプリ全体としてのエクスペリエンスは開発系のアプリに比べると幾分貧弱なところがあり、こちらのAl Gore元副大統領の Our Choiceって電子書籍アプリのエクスペリエンスは非常に魅力的でこれ開発したら偉いコストかかるんだろうな…と諦めモードでおりました。
Al Gore's Our Choice Guided Tour from Push Pop Press on Vimeo.
昨日紹介したappleの新たしい教科書の形としてのTextbooksシリーズはiBooks Authorを使って作成できる訳ですが、書き出した電子書籍としての機能や操作性は「Our Choice」をかなり意識して開発されているいるような気がします。
「E.O.Wilson's Lif e on Earth」もイントロ映像からスタート
「E.O.Wilson's Lif e on Earth」の目次も非常に似た作り
Textbooksシリーズとして無料配布されているE.O.Wilson's Lif e on Earthとその他の一部をサンプルとしてインストールしてみたのですがあいにく私の初期型iPadではイントロの映像が正常に表示されない、アプリが落ちる症状がけっこう頻発に出てしまい、iPad2だとどんな感じなのかを知りたい状況。
自分の初代iPadでは「E.O.Wilson's Lif e on Earth」のデータを読み込んだ後にコンテンツを開けずこの状態になるのが頻発
「Our Choice」の滑らかな動きに比べるとTextbooksシリーズのほうはまだこなれてない面が幾分感じられますが、ここはリリースしたばっかりなのでここはアップデートを出きるだけ早く対応してもらい可能なら初代iPadでも安定して動くようにしてもらえると嬉しいなと、
不安定な原因の一要素として読み込むデータ容量も関連あると思われ、E.O.Wilson's Life on Earthは容量1ギガ近くあり、映像や解説用のインタラクティブコンテンツが容量増大を招いている原因かと思いますが、電子教科書を標榜するなら対話性の面でのインタラクティブ性も含め、やはり動画など容量でかいネタは外せないと思われ、それ考えると
自分の趣味としての音楽、映像コンテンツをiPadに入れているだけでも結構な容量消費していて、1冊1ギガの教科書、参考書インストールしようとしたら容量足りませんでした…なんて事に直面したら先生かなり困るでしょうね。