給食費滞納問題:簡易裁判所からの督促で滞納10分の1に激減!
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給食費滞納の問題はここ数年、何かの折に見聞きする話題でしたが、埼玉県の八潮市が3年前から小・中学校の給食費を滞納している保護者に対して簡易裁判所を通じて支払いの督促したら、なんと滞納額がおよそ10分の1に減ったそうです。
支払い能力があるか、ないかの判断基準がこちらのニュースでは示されていませんが、困窮して払えないという訳ではない人たちも相当数いるというのは、これまでの各種報道でも触れられていたので当然と言えば当然の数字かもしれませんが、督促を始める前の平成19年度が672万円だったのに対し、昨年度は77万円とおよそ10分の1に激減したというのは、裁判所を通じての督促がそこまで効果あるか…という意味で驚きの数字かと
支払い能力があって、裁判所から督促されてもスルーしてしまう人たちをどうするのか…ってのがこれまた難題な感じもしますけど、給食費の滞納について裁判所を通して支払いの督促を行っているのは埼玉県内では八潮市だけだということなので、近隣の自治体でも同様の動きは広がっていくのではないでしょうかね。
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