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震災支援を打ち出しているセブン&アイ・ホールディングスが、全景品ゲットするために最低12個(51900円)購入が必要になるAKB48クリスマスケーキ販売で犯す危険

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1965年生まれの自分は1972年の仮面ライダースナック全国販売の洗礼を受けた世代で、1977年のビックリマンシールの時は大きくのめり込んだ記憶はないですが、それなりに買って楽しんだ記憶はあったように思います。

この手の商品、当時としては大ヒットで企業としては笑いが止まらない状態だったかもしれませんが、そこでは景品欲しさに食べ物のほうを捨ててしまうという社会現象に企業側が批判に晒されました。

そして時代は流れて2011年の今年、AKB48クリスマスケーキをセブンネットショッピングでは販売するようでこのケーキ、購入するとスペシャルCDがついてくるということで、一部試聴コンテンツとしてこんな音源が公開されています。

ただこのケーキ、CDについてくるオリジナルナンバーをキャンペーンサイトで入力することで限定グッツが当たるらしいのですが(等身大ポスターは120名様)全景品ゲットするために最低12個(51900円)購入が必要になるとのことで、こんな記事が出ています。

 

AKB商法についてはまとめがされており、

投票券つきCDを5500枚(855万)買ったファンの例が話題になったのが記憶に新しいところ

ただ今回の商材は食べ物であるクリスマスケーキですから、このケーキ景品欲しさで何個も購入したとして、冒頭紹介した仮面ライダースナックやビックリマンシールと同様の、食べ物を捨てる行為に繋がるのでは?という心配がされるのは当然の成り行きのような気がします。

冒頭のような食べ物棄て批判を知らないはずはないと思うのですが、販売するセブン&アイ・ホールディングスこの『AKB48 3種のベリーのスイートBOX』企画で、クリスマスの翌日に沢山のケーキが棄てられるような事態になったら、どうするつもりなんでしょう?

セブン&アイ・ホールディングスは東日本大震災の被災者に心よりお見舞い申し上げますって看板掲げ、「子どもたちへ<あしたの本>プロジェクト」や「東北かけはしプロジェクト」だったりセブン-イレブンみどりの基金などの社会貢献に関する取り組み展開していますけど、このAKBのクリスマスケーキ企画で食べ物が大量に廃棄されるような事態になって批判に晒されたらこれまでの取り組みとの整合性に疑問が投げかけられるだろうし、いろいろ積み上げてきたものが台無しになるかも…って考えなかったのでしょうかね?

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