ダイエット清涼飲料が過剰摂取でまた肥満を生むという悪循環
代謝も落ちているので糖分の摂取は出きるだけ抑え目に、、、と考えている自分を含めた同年代の方も多いと思います。
ふた昔くらい前には太っていると出世できない、、、なんて米国の話が紹介されたり、フィットネスブームやら健康ブームはここ20~30年でマーケットを広げた分野の代表格なような気もしますが、こうやって糖分摂取を気にしている人にとってカロリーゼロをうたうダイエット清涼飲料って、飲んでも平気なの?って疑問に思っている人も多いのではないかと思います。
これまで炭酸飲料は大量の砂糖が使用されていて、それを飲みすぎると肥満になっちゃうし、、、だからダイエットタイプだったら大丈夫かな?とカロリーゼロを宣伝されれば素人はそう思ってしまうように思うのですが、米国糖尿病学会なるところで
という調査結果の発表があったと日経メディカルが報じています。
384人を1日当たりのダイエット清涼飲料の消費量ごとに、0本、0.5本未満、0.5~1本未満、1~2本未満、2本以上の5群に層別化して解析、登録時から平均3.6年間隔で3回のフォローアップ検査を行い、身長、体重、胴囲およびダイエット清涼飲料の消費量について変化を調査、計9.6年追跡した結果、毎日2本以上のダイエット清涼飲料を飲んでいる群では胴囲が平均4.74cm増えており、飲まない人の6倍に達していたという事です。
そして、ここ最近の旧来飲料の消費を減らそうとする努力は、ダイエット飲料の消費拡大という資本主義社会において新たなマーケット創出に寄与する一方で、消費者にとっては
「カロリーを減らすためにダイエット炭酸飲料の消費を促すことは、必ずしも賢明な対策とは言いがたい。カロリーはゼロかもしれないが、もたらす結果は期待通りではない」
こんな落とし穴があったという指摘、この手の飲み物カロリーゼロだったら飲んで平気?って悩んでいた方には読んでおいて損はない情報かと思います。