「AC-7 PRO CONTROL SURFACE」は自宅録音環境の更なるプロスタジオ化を実現しますよ!
iPadの電子楽器としての可能性については多分この分野においての急先鋒であろうと推測される「iELECTRIBE」について松尾さんが詳しく紹介してくれています。
iPhone時代と比べハードがでかくなったので当然ですが、iPodやiPhone時代のような、こんな小さいのに、楽器なの?というような話しではなく、あくまで音楽デバイスとしてちゃんと存在できるところに時代は進んでしまった訳ですね。
なので、こうなってくると演奏する内容が問題であって…という原点回帰になってくるわけで、それはそれで歓迎すべき風潮だとかな~~ったりしてます。
演奏する楽器としての可能性は沢山紹介されているので、より現場に踏み込んだネタということで今夜は「AC-7 PRO CONTROL SURFACE」をご紹介
8つのフェーダーを扱える「AC-7 PRO CONTROL SURFACE」、Logic Pro、Digital Performer、Pro Toolsのコントローラーとして機能してくれますが、ミックスダウンの細かい設定を全部これで…という話しではなく、こちらの紹介ビデオでも語られていますが、録音ブース側でwi-hi利用することで、これまで安価になってきている音楽録音機材の中でも高額だった、ミキシング機能つきのヘッドホンアンプ機能をこのiPadで代用できる優れモノな訳です!
生ギターやボーカル、サックスなどのどうしても生音を扱わなければいけない録音の場合、防音室の中から遠隔でメインマシンを操作するのはかなり面倒というか、やはりエンジニアさんと複数人がいれば…と思う事が多かったのですが、これさえあれば無線でメインマシンを遠隔操作できるのでここにまた自宅録音環境を高級スタジオ仕様に近づけることができるようになりますねw
こうなってくると今回冒頭でご紹介した原点回帰としての演奏という話しとリンクして、録音環境においてもこれまでプロスタでしか無理だったことが一通り自宅などでも再現性を帯びてくることで、こういった仕事で食べていくのは大変という根本的な問題は残るのですけど、ここまでパソコンで出来ることが進歩した今だからこそ音楽だけでなく、映像、写真などの仕事の面白さが再確認できる時代到来しつつあるのかもしれません。