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「ビジネス携帯後進国 日本」今後はiPhoneアプリのビジネス用途での活用が鍵に!?

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昨日は松尾さんも出演・スピーカーを勤めた「iPhone OS 3.0ビジネス 傾向と対策セミナー 」に参加してきました。有料セミナーだったので何でもかんでも書いてしまうとマズそうな気がするので、iPhoneアプリのビジネス用途での可能性についてソフトバンクモバイル株式会社 マーケティング本部iPhone事業推進室、シニアエヴァンジェリストの中山さんがお話されていた事を紹介しておきたいと思います。

中村さんのセッションでは、まずはiPhone3GSの機能紹介からさまざまな活用事例を紹介ししつつ、iPhoneの業務用アプリへの注目度がアップしているとのことで先日話題になった青学(教育関係)での導入に関しての苦労話や、そのほか工事管理や配送、医療分野での今後の活用が見込まれているという話、そしてプロ野球球団のソフトバンクホークスでのiPhone活用の例を紹介してくれました。

ソフトバンクホークスでは登録選手全員にiPhoneを支給して、全試合のデータをデータベースに記録、テキストデータだけでなく対戦相手となる投手の勝負の様子を映像で確認できるよう、委託先の会社が明け方まで作業して、翌日にはそのシーンが確認できる状態を確保しているとのこと。

デモとして一部データを参照する流れを披露、この情報戦略には結構なお金が投じられているって話で、中山さん曰く楽天の野村監督はID野球ですが、ソフトバンクの場合は

IT野球を超えて、iPhone野球なんです!ってことでした。

ベンチにはiPhoneを規則上持ち込めないということですが、まあこの辺のデータを情報機器で活用するというのはPCでも当然できていた訳で、ことさらiPhoneだけが凄い訳ではないですが、まあそこはエヴァンジェリストの方の話なのでまあ置いといてw

やはり大事なのは出来る限りいつでも必要な情報にアクセス出来る事って考えると、ソフトバンクホークスの選手の人たちは、前述のように明け方まで奮闘してくれるスタッフのおかげでこの恩恵に浴しているわけですが、このようなモバイル連動した情報DB活用はゴルフやサッカーのほうにも転用するって話は当然出てきてして、もっと本格的であろうメジャーリーグなら、同じチーム内で有用情報をシェアしていたりとかも当然してるんだろうな…と興味喚起される事が沢山ありましたね。

最後のパネルディスカッションの時間に、林 信行さんが

日本はコンシューマー携帯先進国

という表現をされていたのが印象的で、これは米国などでブラックベリーがまずビジネス用途でブレイクした背景を踏まえて表現されていたのですが、

裏返すと「ビジネス携帯後進国 日本」という単語で表すことが出来ると思います。

この分野においてiPhoneがそれなりに浸食している様子をソフトバンクの中村さんは紹介してくれた訳ですが、自分の場合はまだそういったビジネスアプリの開発に絡むとろまでは残念ながら到達しておらず……

こういうアプリ開発をGO出来る立場にいる人たちが羨ましいな~と思いつつ、もっと自分も動きを活発にして「こんなの作りませんか?」攻撃を繰り広げないと駄目だよな…と心の中でまずはイメージトレーニング(笑)

ただし、帰り道がてらの松尾さんとの話題は【音ガ同】第3回どうする?というネタに花が咲いてしまいましたけどね(苦笑)

P.S.

こういうセミナーなど衆人環視の現場においてはパスワードの「****」は必要な感じでした(苦笑)

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