ネットからも送信可。内閣府食品安全委員会がクローン肉「安全」で意見募集
遺伝子組み換え食品の流通についてはほんと意見の別れるところだと思いますが、クローン技術で作った牛や豚について「通常の牛や豚と同等の安全性がある」という専門家の検討結果が発表されたようで、昨日あたりのテレビニュースなどでも報道されていましたね。
内閣府食品安全委員会というところがこの専門調査会を取り仕切っているようなのですが、この件について一般に意見募集を開始したそうで、期間は来月10日までの30日間だとのことです。
もしこの件について意見を言って置きたいという方は、ネットからもフォームで送信可能になっていますので、利用してみてはいかがでしょうか?
もしご意見送信されるのであれば、審議結果(案)[PDF] や、Q&A[PDF]に目を通すことをお勧めします、わたしの場合には大きく以下の2つの点で参考になったというか、そういうもんか~と考え込んでしまったのでした、
II.食品健康影響評価の考え方
1.基本的な考え方
の最後の部分に、こんな記載が
なお、食品健康影響評価は、客観的かつ中立公正に行い、環境影響、倫理、道
徳、社会経済等に係る審議は行わない。
とあります、最終的に安全との結論が出れば国内でもクローン牛や豚の流通が可能になるらしいですが、そこでは環境影響、社会経済についての考慮も行われていないのか~~という点と、
要約部分にある、
なお、体細胞クローン技術は新しい技術であることから、リスク管理機関においては、体細胞クローン牛及び豚に由来する食品の安全性に関する知見について、引き続き収集することが必要である。
この文章を読みながらなんとなく押し黙ってしまったのでした…
って、このまま終わるとわたしのブログらしくないので、最後に昨日のエントリからの続きとして、このサイトでもなんか強烈なキャラクターとか出てくるか…とおもったのですが、今回はそういう事はございませんでした(笑)
参考情報