幼児向けの製品開発している方にお勧め?産総研の「身体地図情報システム」
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産業技術総合研究所が開発した、過去の子どもの事故データをもとに、年齢や発達段階、活動場所を入力すると、体のどの部位にけがをしやすいか簡単に検索できる「身体地図情報システム」をダウンロードして試してみました。
- 性別
- 発育段階
- 月齢
- 事故の種類
- 事故が起きた場所
- 怪我の種類
- 事故に関連した製品
上記の検索項目に対して、それぞれの検索条件を設定して身体のどこに怪我をしてしまうケースが多いのかを知ることが出来るソフトウエアで、保育園や小学校低学年などで子供たちと接する機会が多い教育関係の方や子育てが始めての方にも役に立つ可能性があるのではないでしょうか?ちなみに操作している様子はこんなです。
アプリ自体はPC側にダウンロードして使用可能ですが、検索データはインターネット経由で取得するようになっているので、日々データが更新され、最新のデータが参照できるという点は評価できると思います。
欲を言うならば、今後一般家庭や病院などから、こちらのDBにデータをアップロードすることが可能とか、この手の情報はやはり事故が起きる以前にどのように注意を促すことが出来るのかがポイントと思いますので、単にアプリをダウンロード利用だけでなく、指定条件のデータ更新や動向変化が起きたときの通知なども含めることで、Web2.0のご時世のサービスとしてより充実するのでは?と思った次第です。
前述したようにDBのデータが常に最新のデータがどんどんアップデートされる仕組みになっていると仮定した場合、この手のツールは前述の教育関係者や親御さんだけでなく、子供向けの製品開発などを手がける企業さんにおいても常に最新データが無料で手に入るというのは大変有り難いツールに成長するのではないでしょうか?
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