やっぱりWebは凄いのだ!
わたしが20年通い続ける下北沢「理髪堂 BAD-NICE」のご主人が亡くなられてしまった事は以前のエントリで紹介させていただきました。
アクセスログのほうには
下北沢 BAD NICE
BAD-NICE
BAD-NICE 丸山
などなど、日々いろいろな形で検索~訪問されている形跡があることは把握していたのですが、昨日もご主人を偲ぶコメントの投稿をいただきました。
芸能人や有名人の方が亡くなったりした場合にはそれこそ多数のコメントなどが集まるのはイマドキ普通かと思いますが、前述のアクセスキーワードからコメントは残しはしないけれど来訪してもらっている方やコメントを残していただく方がいることで中継地点ではないですけれど、あのBAD-NICEの丸山さんを思い出す場所としてこのブログの記事がすこしでも役にたっているのかな、、と思うと言葉で表せない何かを感じずにはいられません。(お店はこれまたお馴染みのスタッフが引き継いでくれているそうです)
丸山さんのご家族には悲しい出来事を思い出させるというマイナス側面があるかもしれないと心配もしているのですが、丸山さんのお子さん達がネットサーフィンする中でお父さんが頑張ってきたお店「BAD-NICE」のファンが沢山いること、そしてお父さんの床屋さんとしての腕や人柄に惚れ込んでいた人間が多数いる事をもし見ていただけたなら、非常に誇りを感じてもらえるのではないかと思うのです。
普通、自分の親がどんな仕事をしているか、またその仕事でどんな評価を受けているかを知ることなんて中々出来ないと思いますし、「BAD-NICE」の場合には自社サイトも開設していないので、ネットで宣伝めいたことをやっていなかった分、自然発生的にわたしのブログに集まったコメントやトラックバック先を見てもらうことで自分の親の大きさ、凄さを感じてもらえたらちょっとだけでも元気を出してもらえるんじゃないか?とお世話になった立場の人間としては思うのでした。
わたしの思慮が足りずに無神経なエントリになっていない事を祈るばかりですが、やっぱり今日ご紹介したような前向きな話の役に立てたならば、Webは凄い力をもっているメディアと再認識せざる得ない出来事であり、この場でブログを書く機会を得られたことを本当に有難いと感じずにはいられません。
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