ライフストリームで芸能人ブログに変化は起きるか?
CNET Japanに掲載された
ブログの未来はどうなる--新しいコミュニケーション手段「ライフストリーミング」
↑こちらの記事をご覧になった方も多いと思います。
FriendFeedについては、オルタナブログでは小林さん、大迫さん、吉川さんがエントリーを書かれているのでこちらの内容もご覧いただくと非常によろしいかと。
わたしが興味をもったのは、こちらの記事で紹介されているJulia Allisonさんのサイトのようにセルフプロモーションの手法として、芸能人ブログなどの有り様が今後変化していくのかな?という点です。
現状のブログツールを使ったものでも断片的にタレントさんの1日の動きを紹介していくには十分かと思いますが、シンプルでありながらもビジュアル的にもわかりやすく、蓄積した情報を時系列を辿って参照できる点で、読者が楽しめる要素とITツールとしての機能双方の点で程よいバランスでまとまっているように思います。
ブログ運営会社とタレント事務所さんとでトラフィックを稼ぐことでビジネス的な取引が成立しているのであれば、ライフストリームをどんどん活用しようという動きは当然出てくるだろうな、、、と思ったりして。
日本でここまでブログが浸透して、自己表現や情報発信の楽しさに目覚めた人たちがどれだけライフストリーミングまで手を出すのかは予想も付きませんが、
記事中にはこんな記載があります、
ライフストリームのシンプルさは、情報過剰の現代に理想的だ。ライフストリームは短くて読みやすく、しかも、かつての気楽な個人ブログと同じように個人の生活を知ることができる。動画や写真などがあちこちに使われていれば、今日のインターネット市民は他人の生活をのぞき見て、その人がどんな人物であるかを感じ取ることができる。一方、わたし自身を含む長文ブロガーの場合、読んでもらうには時間と注目が必要だが、インターネットには非常に多くの発表者がいるため、かつてのようにコンテンツが読まれることはない。読み手は文章をざっと見て、次に移るだけだ。このため、新規のブロガーにとって、読者の獲得はこれまでよりも難しくなっている。ブロガーの発言は雑音にかき消されてしまう。そのような状況で人目を引き、注目してもらうため、ライフストリームに目を向ける人たちが出始めている。
そして、最後はこんな一文でまとめられています。
ネットでの居場所を求めるニーズは今もある。しかし、それがブログである必要はまだあるのだろうか。おそらくないだろう。
これを読んで、人と人の接点をどのような形で演出して提供できるのかが重要なんだよな、、とここ最近では当たり前の事を再認識しつつ、企業サイトなどのweb制作の仕事のほうにどう転用できるのか試案中ではありますが、企業のライフストリーミングへの取り組みと、そこから吐き出される情報を株式投資などの参考にできるような集約の仕方で情報提供できるようなサイトはきっとニーズあるんだろうな、、、とか、あらぬ想像に耽りつつ、
人と人の接点の演出という点で昨晩アップした「真夏の夜はオンラインで「こっくりさん」(驚) 」で紹介させてもらった、「こっくりさん.jp」って凄いイイアイデアだよな、、、と感心しています。