オルタナティブ・ブログ > Power to the People >

Yagishita's alternative blog

自分の考えを整理し表現するって楽しいよね。 #asacafestudy

»

7/14は、隔週で参加している「朝カフェ次世代研究会」の第7回め。今回は、「ソーシャルメディアをマーケティングに活かすためにすべきこととは」という題目で、ソーシャルメディア、マーケティングという言葉に対する想いと、活用するためにどのように行動するといいのだろうか。という自分の考えを発表しました。

発表に使った資料には極力情報をいれず、自分の言葉で表現するようにしたため、SlideShare の内容だけではわかりにくいかもしれません。ということで解説編です。

どんどんうまれてくるバズワードには混乱の元になる恐れがあり、その一つに「ソーシャルメディア」があると思っています。それもあり、どちらかというと Owned (自社所有の)、Paid (スペースを買う)、Earned (信頼や評判を獲得する) という「トリプルメディア」の方がしっくりきます。この「トリプルメディア」という言葉を最初に聞いたのは、柳下が尊敬する賢人の一人 @hirata さんから某社の忘年会でした。(いつものように) 飲んでいるわりには記憶に残っており、その後は意識して Forrester Research をはじめとする情報を読むようにしていました。最近では、『トリプルメディアマーケティング』を読みました。

トリプルメディアマーケティング ソーシャルメディア、自社メディア、広告の連携戦略トリプルメディアマーケティング ソーシャルメディア、自社メディア、広告の連携戦略
横山 隆治

インプレスジャパン 2010-06-25
売り上げランキング : 772
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

そこで感じたことは、「信頼や評判を獲得する」対象は第三者だけではなく、自社の社員やパートナー (取引先) も含まれること。Twitter や Facebook というようにツールに目を奪われがちですが、相手 (第三者/顧客、パートナー、社員) とどういう関係を構築して「信頼や評判を獲得する」かということの方が重要である結果になったわけです。

関係を構築する上では、相手を理解しなければいけません。そこで参考になったのが、先日著者の高木芳紀さんからいただいた『従業員7人の「つばめや」が成功した たった1年で5000万円売上げを伸ばす仕組み』でも触れていた「顧客の十戒」です。「1つでも多く売りたい、1円でも高く売りたい」と考えてしまう企業にとって、マーケティングを営業手段として考えるのではなく、顧客との関係を構築する上での不文律として考えるということなんですね。

従業員7人の「つばめや」が成功した たった1年で5000万円売上げを伸ばす仕組み従業員7人の「つばめや」が成功した たった1年で5000万円売上げを伸ばす仕組み
高木 芳紀

青春出版社 2010-06-25
売り上げランキング : 2360
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

「ソーシャルメディアを信頼や評判を獲得するためのメディア」として考え、「顧客の十戒」で相手の視点や考え方がわかってきたとして、次は「活かす」ということを、ブロガーズミーティングに参加した経験を元に考えてみました。

自分が参加したブロガーズミーティングのいくつかは、目の前のブロガーから「信頼や評判を獲得する」ようなコミュニケーションをとることを意識するのではなく、セールスプロモーションの1つとして捉えているのではないかと思えることがありました。興味や知りたいという欲が無ければミーティングには参加しないと思うので、その欲求をどう満足させるかという視点をもってコミュニケーションしていくことが求められていきます。

  • 顧客の十戒を意識して、Continuous (継続的に)、Aggressive (積極的に)、Transparent (透明性すなわちごまかさない) でコミュニケーションすること
  • 自社が運営するホームページをはじめとするウェブサイトを有効活用すること
  • 相手の次の行動につなげていくこと

これらが「ソーシャルメディアをマーケティングに活かすためにすべきこととは」という命題に対する結論になったわけです。たとえばプロダクトレビューの場合、従来は雑誌社の記者・ライターの方に期間限定でお渡しするだけでよかったのですが、ブロガーの方に対しては定期的にかつ継続的にコミュニケーションをとったり、相手の次の行動につなげていくためのお手伝いをしてあげることが、より重要になってくるということです。

プレゼンの中で、「目の前にいる人を満足させられないのに、その後ろにいる人たちを満足させられるはずがない。」と思わずいってしまいました (きっとそのときは神が降臨していたのでしょう)。まさしく、ネットもなかった頃に、汗をかきながら真剣に対応していったことをを、今こそ Twitter やブログといったツールを通して実施していくということですね。

いろいろ、振り返ることにつながった機会を与えてくださった方々に深く感謝します。

Comment(0)

コメント

コメントを投稿する