意識している食事について #CKD
前回の投稿では、以下をお伝えしました。
- タンパク質を控える
- 塩分を控える
- カリウム・リンを控える
- カロリーはしっかり摂る
- 過剰に水分は摂らない
今回は、実際の食生活について、何をどう意識しているかを紹介したいと思います。
栄養素を控える
コンビニで陳列している食品は、栄養成分を表示しているものが多いですよね。中華まんなどは、コンビニ各社のウェブサイトでも確認できますしね。
以下を基準として選択しています。これは、透析をしていることで、制限が緩められたことが背景です。
- タンパク質は20g程度。
- 塩分は3〜4g程度。
- カロリーは600〜800Kcal程度。
- 牛めし(小盛)+生野菜
- ネギねぎ牛めし(小盛)+生野菜
- ネギねぎ塩豚焼肉丼(小盛)+生野菜
- 牛焼肉定食(小盛)
- 豚焼肉定食(小盛)
- ネギねぎ塩チキングリル定食(小盛)
ポイントは、「ライスを小盛にするか、ロカボチェンジで生野菜に変更する」ことと「味噌汁は具のみ、のんでも 一口のみ」にしていることです。松屋のメニューの栄養成分には、味噌汁(塩分が1.5g)も含まれているので、味噌汁を飲まないことで、制御しているわけです。
好きだったラーメンは、1ヶ月に1回食べるか否かの頻度ですし、カレーもチートデイでなければ食べません。カレーを食べる時は、神保町に行って、その日の気分で食べるようにしています。
コンビニだと、セブン・イレブンの一膳めしシリーズとサラダがいい感じです。
水分の制限
食事以上に意識しているのが、水分の制限です。1回の透析で除水できる量には制限があり、体重の3〜5%以内と言われています。透析をすると、血圧が段々と下がっていくので、体への負担を意識すると(1回の透析で、ハーフマラソン1回分の負担がかかるそう)、がぶ飲みは危険です。
透析を始めて、大きく変わったことは、コーヒーへの欲求が減ったことです。透析する前は、グランデサイズ2杯(約940ml)が普通でしたが、コンビニコーヒー1杯/日がやっとです。その代わりに白湯を飲むようになりました。
夏場や風呂上がりでは、冷凍庫の氷を口に入れるようにしています。
塩分制限食がもっとポピュラーになればいいのに
慢性腎臓病を知らしめるためのCMが流れていますが、グルメ系やデカ盛り・大食いといったテレビ番組が目立っているような気がします。製作費の制限もあるでしょうし、フードファイターや一般の大食い猛者達が食べている姿は絵になるということなのでしょう。
でも、そういった番組が成立するには、それだけデカ盛りの店が増えているということです。テレビによる宣伝効果も高いので、拍車がかかって店も増えているのでしょうね。
塩分制限食といえば、病人や高齢者のものというイメージがあります。今のデカ盛りの店のように、もっと増えればいいのにと思いつつ、これから透析に向かいます。