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Yagishita's alternative blog

「ザ・クリスタルボール」業界の非常識が成功につながる

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「ザ・ゴール」をはじめとして、小説タイプのビジネス書というユニークなスタイルを確立した、エリヤフ・ゴールドラット氏の「ザ・クリスタルボール」を読みました。300P 程度の量なので、1 日で読めますね。

エリヤフ・ゴールドラット氏といえば「制約理論 (TOC)」 。彼の著書は、必ず TOC に関連したものですが、売上が伸び悩んでいた主人公が、店舗の倉庫が使えなくなるという事故によって、適切な在庫管理の方法を偶然にも発見してしまい、サプライチェーン全体にまで変化を及ぼしていくという「小売業」をターゲットとしたサクセスストーリーです。

自分も本を買うときは、銘柄指定の場合はアマゾンを使いますが、丸善 (丸の内本店)、紀伊国屋書店 (流山おおたかの森) で、実際に手にとった後に買っています。他にも本屋があるのにこれらにいくのは、やはり品数の多さと、ちょっと座って読めたりできる点にあります。仕事がら渋谷や神保町にもいきますが、そこではあまり買いません。というのも欲しい (見たい) 本が無かった経験があったからなんでしょう。

このように、嗜好性の強い商材を扱っている場合は、品数が豊富でなければ 2 度と来なくなるリスクが高いわけで、品数を増やすために余剰在庫を抱えていることもあるのだと思います。本については、返品リスクもあるので、それなりの値段になっていると聴いたことがあります。

小説の世界なので、現実はそんなに簡単ではないでしょうが、業界の非常識ともいえること (店舗倉庫がない) が成功につながっていくことは、あらゆる業界にもいえそうです。あと「非常識と考えている方々に対して参加させていくためのコミュニケーション」は参考になりました。

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