スマホではどうしようもない情報ほどよく見てしまう
最近スマホで情報の収集や書き込みを行うようになりました。ネットが普及する前の情報収集手段といえば、本・雑誌新聞、TV・ラジオがメインで、たまに人から聞く情報というものがあったぐらいです。
現在もその構成は大きく変わりませんが、それにネットが新しく加わりました。発信される情報について本・新聞、TV・ラジオは特定の人しか発信できません。しかし、ネットは誰でも情報発信を出来るようになり、最近に至ってはネットで発信した情報を本・新聞、TV・ラジオが扱うことも珍しくなくなってきました。
だれでも公平に且つ多くの人に情報を発信できることは非常によいことだとは思いますが、容易に情報が発信できるがゆえに情報の質も落ちてきているのも事実です。
現在のメディアがクオリティの高い番組のみを放送しているかといえばそうではありませんが、一応公共放送、メディアというくくりの下最低限の(本当に最小限ですが)クオリティを保っていると思っています。
一方ネットには公表する情報のクオリティを維持する仕組みはありません。自分が面白いと思ったこと、考えていることをフィルタを通さず世界中に公表することが出来ます。
ネットで得られる情報は有益なものもたくさんありますが、芸能人の写真写りが悪いとか、変わったものを見つけたなど、どうしようもない情報もたくさん存在します。また、悲しいことにどうしようもない情報ほど時間つぶしになるので、ついついどうしようもない情報を見ることが多くなります。
それはなぜか考えると、スマホでは画面が小さいため長文を読むのには向いていないため、短い文章のものを見てしまう。私の個人的な感覚ではありますが、有益な情報は文章が長くなるのでスマホで読むのを倦厭してしまう。どちらかというと有益な情報というものは書籍などの紙でじっくり読むのが向いていると思っております。
逆に、どうしようもない情報というものは写真と簡単なコメントで構成されているので、すぐ確認することが出来時間つぶしに適している。
どこから情報を得るかはその人次第でありますので、ネットに掲載情報を規制すべきということまではいきませんが、取り込む情報を意識して選別していかないとど自分に有益な情報を得られなくなってしまうと改めて思います。