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与えられた環境ですべて自分の要望が満たせることはそうない

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先日会社から貸与されたPCが交換され、今までThink Padを使っていましたがLet't Noteになりました。

Think Padは重いうえにのバッテリーのもちが非常に悪く(標準バッテリーだと1年程度しか使っていないのに50分程度しか持たない)、一刻も早い交換を望んでいました。しかし、交換してみると今度は使い勝手が悪いところが気になりだす。

一番気になるところは、センタポインタからタッチパッドに変わったところ。Think Padの時代にはカーソルの誤動作などなかったのに、Let's Notesに変わってから誤動作が頻発する。理由は単純でキーボードを打っている途中に手のひらがタッチパッドに当たること。手のひらがあたらないように微妙にずらしながらキーボードを打っていても結局引っかかる。その反面、Think Pad時代に気になっていた重さとバッテリーの持ちは大幅に改善されました。

自分にとってベストな選択なのはバッテリーのもちが改善されたThink Padを使うことです。しかし、会社から支給されるPCに注文をつけることはできません。そのため、自分のできる範囲の中でできるだけ使い勝手を改善するように設定を変えるか、自分が行うPCの動作を変えるしかない。

仕事もプライベートもPCと同じで、人から与えられたものは自分の負担が少ない分、自分の要望を満たせることはそうありません。逆に、自分で創ったものや選択したものは創造や選択する苦労はありますが、自分の要望を満たすことができる。至極あたり前のことですが、PCの入れ替えを通じて改めて気づきました。

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