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消費税駆け込み需要いろいろ

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4月から消費税が8%になり、それに備え駆け込み需要が多くなっています。私も、アウトドア用品店の20%商品券バックキャンペーンにつられてテントとコンロを買いました。といっても、消費税というよりも、20%商品券(約3.8万円分商品を買って6000円分の商品券をゲット)のほうにつられたのですが。

TVを見るといろいろな駆け込み需要があるようで、都内のデパートで食品のギフトを買いだめしたり、市が指定するごみ袋までさまざま。

しかし、よく考えてみると都内のデパートで食品ギフトのまとめ買いをしている人は、電車か車で来ている。電車でも車でもデパートまで行くためには電車賃や交通費がかかる。往復の交通費が500円かかった場合、増税3%分は16,700円以上使わなければ元が取れない。しかし、TVで見る限りどうみてもさして値段の張らないパスタや缶詰などに群がっている。。。

増税前の駆け込み需要という店側と、TVの宣伝に踊らされているような気がしてなりません。しかし、買うほうも電車賃は考えないで、商品を安く買えたという気分を味わえ満足のようにも見えるので、これはこれでいいのでしょう。

多くの人が多くのお金を使うことで、景気が良くなるという意味では、駆け込み需要もよいのかもしれませんが、イメージや噂に流されてしまうと、結果的に無駄なお金を払うこととなってしまうものです。






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