ブランドに対してポジティブなソーシャルメディアユーザーと今後の企業の課題について
Social Media Users More Positive About Brands (Marketing Profs)
Consumers who actively engage with social media are more positive about their connections with brands: 35% of those who use social media say they believe "companies are genuinely interested them," compared with just 16% of all consumers, according to a study by Alterian.
ソーシャルメディアに対してアクティブな消費者は、ブランドのとのつながりをよりポジティブに考えている:Alterianが行った調査によると、”企業は私たちに興味津々だ”と信じている、と答えている対象が、全体では16%であったのに対して、 ソーシャルメディアユーザーの35%であったようだ。
Moreover, only 8% of all consumers surveyed say they believe "what a company says about itself," and a mere 5% say they trust advertising.
更にいえば、わずか8%の消費者が”企業がそれに関して話すこと”を信じていて、たった5%が広告を信じていると調査で明らかになった。
Below, other findings from Alterian's Brands at Risk Report, which examines changes in the way consumers are listening to and engaging with brands.
下記に、この他にAlterianによるBrands at Risk Reportという、消費者のブランドに対しての声のききかたやエンゲージの方法が変わっているのかを調べたレポートで明らかになったものをあげる。
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今日の消費者は企業に対して驚くほどシニカルになっている。調査を受けた消費者の58%が、企業は売ることにしか目がなく、消費者が何を望んでいるかについては考えていないとしている。
彼らに企業は利益の最大化することが頭にあることを信じていますか、ときいたところ60%の答えが、”ときどきそう”、一方26%が”滅多にそう思わない”、そしてわずか9%が”いつもそう”だと思っていると答えた。
■Social Media Users More Positive About Brands
わずか17%のコンシューマーが”企業は彼らの意見に耳を傾けている”と考えているようだ。
今日の発進力を持ったコンシューマーは自分たちの意見をプロダクトやサービスに乗せる。ほとんど全ての(95%)のコンシューマーがそのまま購入するのではなくて様々な商品と比較検討している、と答えている。
それらのコンシューマーの中で、46%が直接の価格比較サイトを利用しており、35%がブログやその他の検索手法を利用しているようだ
■Most Trustworthy Sources of Information
家族や友人のコメントがもっとも信頼できるという回答が40%に上り、その次にWeb上のプロフェッショナルメディアのレビュー、雑誌のレビュー(28%)、その次に自分が好感を持っている人のレビューが続いた(19%)。
この調査からわかることは、企業やブランドからの公式のメッセージは、コンシューマーとの信頼を構築するための指標としては評価されていないということがわかった。たった5%のコンシューマーが、プロダクトにリーチする際に、広告が信頼のおける情報源だと考えている。
■Rebuilding Trust via Social Engagement, Co-Creation
企業は消費者の声に耳を傾けることで信用を取り戻すことができる。 75%のコンシューマーがもし企業がコンシューマーの意向や要望に関心を持つ時間をつくればポジディブな影響を与えることができると、75%が答えている。
コンシューマーを製品やサービスの開発に巻き込む、つまり共同開発することはエンゲージメントのスタート、もしくはエンゲージメントを高める報酬となる。82%の消費者と91%のソーシャルメディアユーザーが、もし自分たちが商品やサービスの開発に参加することができればその企業のことを誰かに広めるだろう、と答えている。
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”コンシューマーからの信頼というものは得てして低いものだ”とAlterianのCEO、David Eldridge氏は言う。”私たちが今立ち会っているのは、個性の時代だ。もはやマス向けの一方通行の会話を採用することは適切ではない。企業はサイロに入れられたコミュニケーションチャンネルに焦点をしぼるというよりも、コミュニティを理解すべきだ”
”個性の時代に向かうことは、組織が個人レベルに影響を及ぼすことを可能にするために、コンシューマーの情報やデータの収集には新しい思考で取り組み必要がある。”と、このレポートの著者でもあるMichael Hulme教授は言う。
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この”Your Brand : At Risk or Ready for Growth?”と題されたレポートはランカスターにあるInstitute for Adovanced studies の教授でありアソシエイトフェローでもあるMichael Hulmeによって作成されました。このレポートは次の4つの経験的な調査に基づくものです。
:2010年3月 米国のコンシューマー1,000人へのオンライン調査
:2010年1月 英国のコンシューマー1,000人へのオンライン調査
:2010年 18歳〜60歳の40人のコンシューマーへの対面インタビュー
:2010年 15人のプロのマーケターへの対面インタビュー
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単純な売る側、買う側という構造が、ソーシャルメディアの登場によって、大きくかわりつつあるのではないか、と最近考えています。B to Cであればコンシューマーの声を取り入れて商品開発というのは何度が聞いたことがありますが、ではB to Bではどうでしょうか。今回の調査では、米国/英国のコンシューマーが調査対象、となっていているのでおそらくB to C系でしょうけど、B to Bでも”コンシューマー”は同じようなポテンシャルを持っているのではないのかと考えています。
そんなポジティブなコンシューマーと、クライアントをどううまく結びつけることができるのか。。。。頭を悩ませる日は続きます。