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企業が「人工芝を植える」広告を掲載したときの影響について

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Brands Caught Astroturfing Risk Losing Customers(MarketingProfs)
企業が「人工芝を植える」行為は消費者離れのリスクをはらむ

Most marketers say online "astroturfing"—the practice of generating fake online product reviews and testimonials—is unethical, and many would consider not buying from a brandR2integrated (R2i).

最近行われた調査R2integratedによると、ほとんどのマーケターが「人工芝を植える行為」−つまり偽の製品レビューや推薦をオンラインで公開すること−は道義に反することだと考えていて、多くがそういった行為がばれてしまったときに消費者はそのブランドの商品を買わなくなることを危惧している。

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調査の対象となったマーケターのうち 87% が、企業が少なくとも一回はレビュー記事の"植え込み”を行ったことがあると答えている。

また85%のマーケターが、ソーシャルメディアの爆発的な成長によって、こういった"植え込み”が増えたと答えている。

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偽のレビューを掲載するような行為について、およそ35%のマーケターが道義に反すると答えており、42%はプロフェッショルのすることではない、と答えている。5分の1はそういった反応とは無関係の反応を示しており、14%が気にしない、8%が悪い影響はない、と答えている。

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おおよそ半分(49%)のマーケターが、レビュー記事が読者の購買意思決定に非常に大きな影響を及ぼすと考えており、同じくおよそ半分(48%)のマーケターが読者の意志決定に少なからず影響を及ぼすだろうと答えている。

最も信用されていないレビューが企業のサイトに掲載されたもので、5点満点のところ2.20点であった。友人や伝統のある出版社のレビューは比較的評価が高く、それぞれ4.35点と4.25点を獲得。

もし偽のレビュー記事を発見した場合、そのブランドの製品について今後購入を止めますか?という質問に対して、9%のマーケターが購入を止める、63%が止めるかもしれないと答えている。それに対して28%が、もしそのブランドに愛着をもっているなら購入は止めないと答えている。

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という記事内容でした。企業が消費者に偽の情報を伝えるとどうなるか、調査をするまでもないことなのですが、私が今回の記事で気になったポイントは、「偽のレビュー記事を見た場合も購入を続ける割合が28%もいた」という点です。

・モノ、あるいはサービスそのものの価値に対価を払っている人
・オンラインのレビュー記事(他人の意見に対する)依存度が低い人

このような人が、28%に含まれることになりますでしょうか。

モノ、サービスが良質であれば、よい関係を構築できる層ではありそうですが、開発への投資が遅れ、相対的にモノ、サービスの価値が落ちればすぐに離れていってしまうシビアな層でもあると思います。

この28%のユーザーとよい関係を築き、売れる仕組みを考えるのもマーケターのお仕事なんだなと、改めてマーケティングという言葉の意味の深さを知った次第です。

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