オルタナティブ・ブログ > IT世界の車窓から >

ブロガー waki が訪れる各地を、ITの視点から見てみると…

ETCの方が渋滞... ここは京都

»

ETCの方が渋滞... ここは京都

またまた今週も仕事で京都に来ております。しかし、名神高速道路の京都南インターで見かけた光景はちょっと異様でした。

京都に来るために、通常は新幹線が便利なのでしょうが、たまたま、伊丹空港に降り立ちました。そして、リムジンバスで京都へ移動。ところが、その移動中の名神高速道路 京都南インターの様子(写真)です。ものすごい混雑になっているのは「ETCレーン」。「一般レーン」のほうがスムーズに流れています。理由は、ふたつあります。ひとつは、ETC利用者(車)が多いにもかかわらずゲートは1つで、一般レーンが4つ。もうひとつの理由は構造にあります。ETCレーンは比較的速度を保ったまま通過できるのですが、残念ながらこのインターの出口ではすぐに交通量の多い主要道路にぶち当たるために、どうしてもその先で停止するのです。よって、すでに先が渋滞しているのです。結果、「ETCレーン」だけが逆に混雑しているのです。そして、「一般レーン」の方が速く通過できるのです。この京都南インターには、とても大きな看板(サイン/案内板)が、その文とは...、

「一般レーンでもETCカードを取り出して通過することができます」

なるほど、便利で効果的と思われるETCも、その環境や利用状況によっては、効果が発揮できないのですね。

Dsc08369

Comment(0)