逆転力
今週は久々に読書づいてる。
自分の場合、通勤がありがたいことにバス+電車は20分ぐらいしか無いので、中々通勤時間に本を読むことができないのだけど、ついつい引き込まれるように・・・。
で、特に取り上げたいのは、指原莉乃「逆転力」。
いやぁ、刊行されて二年以上も前の本つかまえてなんだが、この本はスゴいぞ。
2,000円ぐらい出してビジネス書や自己啓発本買うぐらいならまず800円でこの本買って読んだ方がいい、と思いました。
いくつも社会で生きるためのヒントが詰まっている気がします。もちろんここに書かれていること全てが正解では無いとは思いますが、「そうそう」と思うことも「なるほどなぁ」と思うこともこんな二十以上も離れた子に学ぶことになるとは。やれやれ。
コミュニケーションの取り方、自分の立ち位置、自分が成功するためには、という点において。そして「楽しく生きて行く」ためのヒントが詰まっているように自分は感じました。。
上から目線で語るのではなく、自分がこういう思考があるから、こういう風に考える、という前提条件もあるし。
なので、ゴーストライターの存在があり得るかもしれないし、文章は得意、とのことで、本当にご本人が書いてるかもしれないが、少なくとも本人が語ったことを文面に起こして編集・構成を上手にしたのだと思います。
芸能人が自分のこと語る本で感動したのは矢沢永吉「成り上がり」に続いて二度目。でもあっちは自叙伝だから。思考のヒントの数はこちらの方がより多いように思います。
※電車の中で読む時は、さすがに帯、外しました(笑)
もう一冊はこちら。
穂村弘「現実入門」
Facebook上にて人からのシェアで紹介されてきて、妄想しがちで厨二病の自分としては、こんな本が出ているのであれば矯正のため読まなきゃと思って借りてきました。
「いいですか、あなたは云々」とか諭される本かと思いきや、実はエッセイ。軽い感じで楽しく読めましたが、終盤の展開により、「これは本当の話なの?」って一気にそれまでのストーリーが実は架空の設定なのか?と疑い始めてみたり。事実は小説より奇なり、ということなのだろうか。こちらについては、その記述全てが実は現実じゃ無いんじゃないの?とモヤモヤしてきたり・・・。
未だに真相は不明です(苦笑)終盤の展開、誰かこれが事実なのかそうでは無いのか教えて欲しい(苦笑)