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年初の誓い~レコーディング・レスドリンキング

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2日前の話で恐縮だが、1月2日の朝、と言えば初夢。毎年どんなのを見ることができるかな?と期待している時にはまず見ていない(もしかすると正確には記憶していない)のだが、無意識に居る時にはしっかり見ることができる。

夢の映像は人それぞれだ、と思うが、自分の場合、基本、カラーでステレオ、セリフ付、カット割有、ということで、夢を録画できる機械があれば是非録画して販売したいぐらいのクオリティになっている(→意味の無い自画自賛で恐縮だが)。

今年の初夢、極めて短編が部分部分でつながっているものだったが、その一部はあまりにショックの余り、まだ覚えている。以下しばらく自分の夢のお話。しょーもないですが、お付き合い願います。

ドッジボールがコロコロ、と転がってきたので、遊んでいた小学生達に返してあげようと思った。
一応、自分はこういう”投げもの”系は昔から得意だったので、距離にして約2~30m離れた彼らに、ノーバウンドで、と言わずとも届くに違いない、ぐらいの思いで投げようとする。
でも、投げよう、と振りかぶった時に、ふと見る自分の右腕の余りに貧弱さに”ギョッ”とする。事実、投げてみると、5mぐらいで着地し、ポツポツと転がっていく。
「まぁ、追い風だったしな」と自分に言い訳し、転がっているボールをわざわざ取りに来た小学生に謝りつつ、もう一回投げさせてくれないか?と頼む。小学生は元の位置からボールを投げてくる。自分にダイレクトに届く。おお、近頃の小学生はすごいもんだ、と上から目線で褒める。
さて自分の番。
これでも高校時代は、体力テストでハンドボールを40m軽く投げてたんだ、と過去の栄光にすがりつつ、追い風が無いことを確認し、今度こそ行くぞー、と投げたボールはやはり7mぐらいの所でポツポツとバウンドする・・・。
だいたいなんだよ、この腕、運動しなさ過ぎなんだよ、それによくよく見てみると、ぽってりと出た腹、なんだ!その酒太りは
お前、と自分にツッコミを入れる・・・。

さて、これは自分にとっても夢の話と言えばそれまでだが、ここ数年で明らかに変わったことは、

・運動をしなくなったこと

・酒の量が増えたこと

は事実である。

大阪に居た頃は、職場の草野球チームに入っていて、たかだか週2~3時間ではあるが、定期的に運動をしていた。酒に関して言えば、今の会社に入るまで、自動車通勤しかしたことが無かったし、周りにも自動車通勤の人ばかりだったので、余程「今晩」と決めてかかって自動車を置いてこない限り、飲みに行く、ということが無かった、というのもある。でもここのところは、それに加え、自分で酒を買って帰る、ということも多くなってきているので、環境のせいにはできない。

高校時代、特に運動部に入っていた訳では無いが、諸般の事情によりそれなりに体力はあった自分、その時、ベストの体重は60kg(身長は170cm・ずっと変わらず)。その後増えたり減ったり、ということがあっても、たいてい65kgぐらいに収まっていた体重が、現在は73~4kgあたりを行ったり来たり。それもここ1年半ぐらいの間である。

運動のしなさ加減は昔と変わらない。でも体重は急激に増え、それと同時に酔っぱらい易くなり、記憶も無くし易くなった。歳をとったから、というのはあるかもしれない。でも、体力のある頃には対応できていた酒量も、運動がきちんとできていない今、耐えられなくなっているのだと思う。だからと言って、酒を飲むために体力を付けるってのもおかしな話で・・・。

自分はお酒は好きだ。でも、人に迷惑を掛けるのは本意では無い。それに酒を飲む行為そのものが自分にとって何か生産性のあることを生みだしているか?というと非常に疑問である。にも関わらず、なけなしの金をはたいて自分で酒を買って帰るのは、自分にとって何の目的だ・・・?

・・・と考えると、改めて自分の酒生活を改める必要があるな、と思い直した。

そこで、という訳では無いが、岡田さんの「レコーディング・ダイエット」ならぬ、「レコーディング・レスドリンキング」を始めてみよう、と思った。自分がどれだけ酒を飲んだか、きちんと付けていこう、それは何のタイミング、自分にとっての意義をちゃんと後から見直してみよう、と思った。過去にも簡単なメモは付けていたことがあるのだが、きちんと、量や出費までの把握はしていなかったし、ちゃんと自分にとってのそのメモの意味付けはできていなかった。

だから、まだ今年始まったばかり、ということで、今年一年まずこれをやってみよう、と思う。

・・・とここで書いてしまうと、自分でも後に退けなくなるので、丁度いいか、と思う。

ただ、キッパリと「酒を止める!」とは書けないところが、自分でも情けないな、という所ではある・・・。言い訳すれば、色んな人と交流できる場で、場を盛り下げない程度に、場を勝手にとっちらかさない程度に酒が飲めればいいな、と思っている。ですので「決して誘わないで下さい」ということでは無いので、そこのところよろしくお願い申し上げます。

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