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役職って難しい~漢字の肩書き編

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きょこさんが昨日「役職って難しい~」というエントリーを書かれてました。やられたなぁ~俺もいつか書こう、と思ってたんだよな~。でも、先に表現したもん勝ち、だと思います。でも、「みなさんの会社のおもしろい役職があれば、教えていただきたいです」と書かれてらっしゃったので、尻馬に乗って書いてみることにします。

といっても、おもしろい役職でも何でも無いんですけど、漢字の肩書きの話です。

きょこさんところのコメントに、匿名希望のイベント屋さんが書かれてらっしゃった、

係長 < 課長 < 部長 < 本部長・・・

っていうケースだと比較的わかり易いのかもしれませんが、ここに、「課長補佐」、「課長代理」、「筆頭課長」、「部長補佐」、「部長代理」、「副部長」などが入ってくるとなかなか微妙(以前あった某派遣会社のCMのようですが)。

また、「部」の下に「室」がぶら下がる会社もあれば、「室」の下に「部」がぶら下がる会社もあれば、その役割や機能によって「部」と「室」が並列で並んでしまうこともあります。こんな会社が取引の都合で3社集まって、やれ「部長」と「室長」がそれぞれ揃った時、どことどこがペアになるんですか?がいよいよわからない(苦笑)

なかなかご本人の方々にも聞けなかったので、正直書いてしまうと、某超有名IT企業の方に名刺をもらったら「担当部長」と書いてありました。「そうか、その商品群に関しては筆頭の部長さんなんだ」と思っていると、あるところでその商品群に関するセミナーが開催される旨の記事を読み、見てみると別の人の名前で、全く同一の肩書きで「担当部長」と書いてある。またまた別のセミナーでは別の人の名前が・・・。いったいここには何人「担当部長」が居て組織形態がどうなっているんだろう、と想像もつかない状態になってしまったり・・・(特に誰かを意識して書いた訳じゃないんですけど、該当する方居られましたらごめんなさい。でも、本当に疑問に思ってしまったのですよ・・・)

あと、「主」という言葉も妖しい・・・よくわからない、という意味で。「主任」、「主事」、「主査」、「主担当員」、「主任研究員」、「主席」、「主幹」、「主担」・・・。もちろん、全てが同じ会社に存在するものでは無いのですけど。某A社(→このA社は自分のプロフィール上のA社とは違う会社です)では管理職のスタートラインが「主担当員」です。また、某B社(→このB社も自分のプロフィール上のB社とは違う会社です)では管理職のスタートラインが「主担当員」で、その次以上は全て「主査」なのだが、その「主査」にも社内上の実際の等級によって、2段階分かれていて、結果として、1段階目の「主査」は「次長」と呼ばれ、2段階目の「主査」は、ライン長ではなくても「部長」と呼ばれるという・・・。また、某C社では「主任」=一般の会社の「係長」なんだけれども、「主任」のレンジが物凄く幅広いので、出向に出ると「課長」になる人も居ればいきなり「取締役営業部長」なんかになったりする人が居る、という・・・。

それこそwikipediaみたいに、みんなが書き込める「社名別役職・肩書き事典」ってあったらいいんじゃないの?とずっと前から思ってます。某D社の「係長」は、某E社の「主査」と同じだが、某F社では「主任」です・・・みたいな。どんな位の人が何人ぐらい存在する、とか書くのは社外秘かもしれませんが、それぞれの会社の役職・肩書きがどんなものを示しているか?は、どうせそれぞれの会社と名刺交換する時にはバレちゃうものなので、いいんじゃないの?とか思うのですがどうでしょう?

追伸:ちなみに会社もそうなんでしょうけど、とかじゃなく専門家の肩書きって名乗ったもの勝ちみたいなところないですか?「F1アナリスト」とか「携帯電話評論家」とか・・・。いや、別にいいんですけどどんどん新たなカテゴリーを作ってしまうとなんだか分散しちゃうなぁ、と。

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