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愛読書「NANA」

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「NANA」が好きです。よく読んでいます。

「NANA」・・・?そうです、ご存知の方はご存知、あの分類上は”少女マンガ”の「NANA」です。

たまには通勤途中などに。30後半のおっさんが、臆面もなく、外聞も気にせず、カバーを付けず堂々と電車の車内で読んでます。

「NANA」のブレイク時期に比べて、自分の読み始めは結構遅く、ここ1年、というところでしょうか。

きっかけは妻がレンタルで借りてきた映画の方の「NANA」。これが結構おもしろかったので、じゃあ原作はどうなんだ?という感じで読み始めました。

とはいえ、最近メジャーな本はどんなジャンルでも大抵図書館に置いてあるので、この「NANA」も図書館で借りて読むことにしていました。未だ図書館でも大人気で、順番待ち数が多くて、なかなかまわってこないのは覚悟せざるを得ませんでしたが。

で、順番がまわってくるのをゆっくり待ちながら1巻1巻読んでました。

ファンの方はかなりいらっしゃるので、おもしろさについて自分が深く語るべくもありませんが(多くの方が既に書かれているので)、自分が一番気に入ったところだけ書かせていただくと、セリフや心情の情景を描写する言葉です。もちろんマンガですから絵が大事なことは間違いないですし、それももちろん綺麗なんですけど。

自分はきちんと読めた本は、その本のジャンルに限らず、印象に残った言葉をメモして置いていたりします。そこは単なる趣味、というか癖、というか。借りていた本なら返しても、「ああ、こういうことが印象に残ったんだ」というのがわかるように。買った本の場合は、手放しても良いか、と思える本の場合に限りますが。

「NANA」を読み始めてから、コマに書かれているセリフの表現について、メモをして置いておきたいと感じるものがポツポツ出てきて、また読み進めるにあたって、それがどんどん増えてきたので・・・。

ついに買ってしまいました。とりあえず15巻まで
(自分の資金力を冷静に見た時の自主規制で)。

あっという間に読み進めてしまいましたが。

ファンの人が書かれている書評等を見ると、現在のストーリー展開等には賛否両論あるようですが、自分はこの自分にとって”ぐっ”と来るセリフや心情が記載されているのが続く限りは読みつづけていきたい、と思っています。

追伸:原作を読んでみると、映画版の「NANA」もよくできているなぁ、と改めて思いました。映画、という時間的制約のあるものの中、原作のストーリー展開をそれほど省略し過ぎずにうまく収め、だからと言ってとにかくシーンを詰め込んだ、ということにもなっていない、と自分は感じました。どうでしょう、自分のように、映画からかえって原作に行った人結構居るのではないでしょうか。自分は映画、原作それぞれ違和感無く、楽しむことができました。「NANA2」はまだ見ていないのですが、いずれこちらも見る予定です。

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