「カッケーマン」 ~成長のシンボル
まだぺーぺーの頃、「将来こんな優秀なビジネスマンになりたい」って勝手に(笑)目標にしていた知人がいた。
今はもうその人も結構な御歳で、半分引退状態。
つい、最近の状況を先日知ることになってしまった。
結構に、普通「以下の」生活を送っておられて、ちょっとショックだった。
(表現が難しいのですが、貧しいとかじゃなくて、寂しい、という話です)
カッケーなあ。あんな仕事がデキル人になりたいなあ。って、ずっと思ってた。
そして歳日は過ぎ、僕もその頃のその人くらいの年齢になっている。
自分は、後進、後輩からみて「カッケーマン」に成れているんだろうか。
尊敬されるような人間に成長できているんだろうか。っていう不安に最近襲われる。
若輩も若輩な頃に抱いていた「憧れの存在」に、とても自分は成れてる自信がない。
僕にとって、当時の「カッケーマン」は、明らかに成長のシンボルだった。
ビジネスマンとしての能力とか人格なんて細かいことはわからないけど、間違いなく目標だった。自分の成長目標のシンボル。
あとから聞けば、今は後悔していること、ちょっとズルイこと、いくつかはしたらしい。
(犯罪的なことじゃありません^^;)
でも僕にとってはそれはそれ、(若輩なので・・・)問題ではない。とにかく目標なんだ。そんなこともひっくるめてシンボルなんで。何もブレない。
そんな人が老いていき、自分がいつのまにかその人の世代になってしまってる。
人生は短い。本当にあっと言う間だ。
今からでも間に合う範囲で、少しでも、一人でも多くの、誰かの「カッケーマン」になりたいなあ。
その人に(自分が勝手に)教わったこと、少しでも(勝手に^^;)伝えていきたい。
でないと・・・日本って、どんどん国際競争力なくなる気がする。大げさなんだろうケド。