「おくりびと」おめでとう!・・・に学ぶ「生きている」喜びの実感
おくりびとが米アカデミー賞、初の外国語賞だそうです。おめでとうございマス!
納棺師なんて仕事、日本人でもそうそう着目しないけど、・・・映画でよほど素敵な描写だったんでしょう。観たくなりました・・・うー、でも肋骨折って不自由だから当分だめかなー(泣)。
記憶が間違っているかも知れないですが、以前も「うなぎ」だったか、舞台が床屋だったり、伊丹
さん健在の頃はタンポポではラーメンがテーマだったり、日本人にとって極めて日常の物事を、映画として丁寧に描写していくと、ある特定方向からの魅力みたいなものが溢れてくるんでしょうか・・・非常に不思議ですね。
日本の「日本人たるアピールの仕方」の一例を診た気がします。
グローバルで克つためには、「日本らしさ」を忘れないことも大事なんでしょうね。
私も外資系ファームに長く勤めていると、英語が話せたらなんかカッコイイとか、CRMじゃないけど3文字略語を多用したりとか、日本発グローバルビジネスをいかに魅力的に修飾するか、いろいろ考えてしまうのですが、考え方がまだまだ上辺だなあと・・・襟を正されました(大げさかな・・・苦笑)。
そういえば・・・プライベート話になりますが、怪我をして行動が非常に不自由なせいか、何気ない動作や事象に、いたく感動する自分がいます。
とにかく、いろいろなSCENEで痛いんだけど・・・
上着を着たり脱いだりするとき
左手を上にあげなければならない動作をするとき
息子を抱っこしないといけないとき
刺さらずに落ちたダーツを拾うとき(爆)
そして、・・・ただただ、とにかく辛いのは、
寝るとき!
布団に寝ようとするときに、どうしても「痛い」姿勢をとらなければならない
しかも、
上を向いて寝ているだけですごい痛い(そういう位置を折ったらしい)!!
なので、
横を向いて寝ます。・・・でも起きたら、あー上向いてる(苦笑)
そして起きるのに、体をよじって起きようとするが・・・これがまたかーなーりー、痛い!
なので、目覚めから起きれるまでに15分くらいかかります・・・
もじ
もじもじ
よじりよじり
うねうね・・・ よっこらしょっと・・・イテー(涙)、なんとか起きれた(泣)。
これが一番ヤダ。つらいっす。早く治んないかなー
そして明日、タクシーで息子を幼稚園に送り、会社へ出社しますが、
タクシーに乗るのも一苦労。
かがんで乗るときの姿勢、すわってベルトするとこれも痛いし。重い(のは自分のせいですが・・・爆)カバンをシートの奥へ置くときも痛い。
オフィスの扉を怪我した側の左手で押し引きするだけでも痛い・・・なんだよ、超不自由(涙)。
いつもはできることがこれだけできないと・・・生きていることのありがたみすら感じてしまいます(笑)
落ちたものが拾いづらいとか
せきやくしゃみもするにも勇気がいるし(痛いんですよホントに)、
仕事中はテンションも高いのでまだ「ヒーッ!」というくらい痛いこともないんですが(ズキズキ)、寝るときはだんだん痛くなってきて・・そして起きた時が最悪なんです。
起きるときって、昔のエントリでも触れましたが、「やったー、今日も生きて目が覚めた―!!」って思うたちなんですが、これが「ん・・・おはよう、・・・!!イテー、イテテテ・・・泣」なんで、ほんとに辛い目覚めです・・・
(うー・・・このくらいで負けてたまるか、死なないぞー(大袈裟^^;)、がんばれ、俺!)と・・・15分もかけて毎朝起きなければならないのですが・・・今朝、健在の右手でつけたTVから、なかなか微笑ましいNEWSをみて、変な角度から気合いが入った気がしました(笑)。
景気が悪いときこそ、日本人らしさ、日本らしさを忘れずに、ビジネスにプライベートに、精を出さなければならないような気がしました。