【あけおめ!その2】 2008年の総括と2009年の展望予測・・・?
新年はすでに明けてしまいましたが(苦笑)、昨年一昨年同様、2008年の回顧を少し語らせていただければと思います。
昨年初は次のようなテーマの展望予測を語りました。
1. リスク管理へ投資増大
2. もう1つ、大きなM&Aの予感
3. 地震にさらなる備えを
4. 値上げ、止まるかな~?
今年も一層と、偽装、偽造、はあいかわらず続いてどんどんカミングアウトされてしまいました。真面目にやってるはずの仕事がそうなってない。
この点は非常に悪い意味で継続してしまいました。それだけあちこち広範囲にはびこっていたということでしょうが、あまりに多くの事件が露呈し、本来私などは自分のクライアント企業にむけてエンタープライズ・リスクマネジメントをプロモーションしていこうと思っていた矢先、むしろもっとコンシューマレベルのこのテーマがOutbreakしてしまったので、正直驚いています。
そして、あろうことか大企業のグローバル破たんが始まってしまい、全体的にロジックの複雑な不況はほとんどの皆さんの将来を暗くしてしまっています。すでにダイレクト・ダメージに遭ってしまった方々もいますし。
正直、来年コンサルティング業界として、そしてその一員として、どれだけ前向きな取り組みで実務的貢献ができるかなあというのが、本当に正直自身の重要マイルストンになりつつあります。はぁー。
・・・M&Aも変なカスリ方で、半分ハズレ、半分アタリみたいな・・・
終わってみれば毎年何か大きなM&Aはあるわけです。今年もいくつかありましたよね。ただ、例えばいわゆる「野村・リーマン」とか「三菱・モルスタ」なんてキーワードは、私も正直予測できませんでした。損保でもさらに動きが出ましたからね。
実際は来年以降に続いていくでしょう。また、別の動きも既にいくつか予測されていくわけで、前述した景気の話をあわせて考えれば、今後も一層拍車がかかっていくのでしょう。M&Aにおいて後向きな要素がトリガーとして含まれないことは、確かにまれですが、あまりネガティブ三昧なM&Aが多いと、我々かかわるほうもいろいろセンシティブになります。
地震については、関東・東海ではおおきいものはなかったですが国内外でいろいろ起きましたね。ただ、今年確信したのですが、素人が自身予知をエントリしても意味ないと悟りました。
残念ですが必ずどこかでは起きますものね。関東で起きてもほしくないし。来年からは予想をやめよう・・・m(_ _)m
しかし・・・地震もありましたが、突風とか、雪降らないとか、・・・異常気象は相変わらずでしたね。
しかもテロみたいな事件もあり・・・普段平和と思っていたら突然それが壊れるわけですね。地震だけじゃなく、突然の事故に備えることは、これからは必然なんでしょうね。
ちなみに帰省したら熊本は正月から初雪です。東京より寒いです。初日の出も曇りでみれませんでした。TVの一般客インタビューで「初日の出が曇りでみれないなんて、今年を暗示しているようだ。でも自分はがんばるしかない」って言ってて感動しました。こういう時代こそ、天災は激減してほしいですねー。
さて、ガソリンは値下がりしてきましたが、原材料費はまだ高騰したままですよね。今年落ち着けばいいのですが、私にとってはガソリンが下がっただけでも結構助かりますが、景気が悪いから消費低迷するとそれがスローダウンするので難しいですね。
今日は熊本でラーメン食べましたが、水道水の偉大なおいしさが一番で、ラーメン自体は50円昨年より値上がりしてしかもマズくなってました(というわけで店名はいいませんが有名店の1つです)。がっかり。超がっかりです。量も少なくなってました。せこいなあ。それだけビジネス環境が厳しいんですよね。店は大行列なんですよ。つまり競争環境においては、優位性を失ってないんですね。つまりは消費者は味その他のレベルダウンをわかっていても、他に行く場所もないからそこにいくわけですね。
明後日帰京しますが、非常にいろんな勉強をしました。
熊本は東京と違って、明らかに物価水準が違います。でも、みんな一生懸命生きている感があって、とても日々感銘を受けます。
とても殊勝で、在京時では想像できないくらい「すいません」という言葉が素直に飛び交います。ファッションも地味に見えますが、結構考えられている気もします。当方側はついついブランド色を前面に出してしまいがちなんですが、反省しますね。素材(人物)が良いのがまず第一ですね。そういう「素朴」の良さを痛感しました。
次回次々回は、感銘ワードと今年の所信をエントリします。