あいまいな依頼にヒヨるな
派遣型サービスを始めて、事前に成果定義のないフレキシブル・スタイルの仕事が増えています。
とらえかたによって、「リスク」でもあり、「チャンス」でもあります。
覚悟はしていましたが、実際、チャンスよりリスクの多い案件が現時点までは圧倒的に多いです(涙)。
ただ、頑張りようで、「チャンス」に転ずる「リスク」案件も多いです。
そういう意味で、それなりに丁寧な参画開始~業務設計・立ち上げの方針や手順、手続き準備をしっかりやっているつもりです。
その中には、著書にも書いたように、配置する人材とクライアント側との相性合わせも重要なアイテムとして、考慮しています。
相性合わせ、バッチリ。
環境面、準備よし!
意識合わせ、完了。
ッシ!稼働開始!!
そして・・・
あれあれ、スタッフがパニックに・・・汗
(どうしたの?)
「仕事がいっぱいデス。いろんな人からあれもこれもと頼まれて、こんなにできないデス」
(え?話し合って調整したらいいジャン)
「みなさんで優先順位を調整していただけないんです。だから全てを受け取ったまま、このままじゃ重くて押しつぶされそうデス!!」
(うーん、そりゃ困ったね。でも、受取るときにもちょっとさばけるといいのに。せっかく各自といい関係構築してからお仕事開始したのにね・・・)
良い関係になればこそ、いろんな期待、依頼をたくさんされて当たり前です。
ほっとけばいっぱいになる。自分のキャパを超える。だから調整しなくちゃならない。
でも、実際はなかなか自身独力でできないのですね。
この辺が支援のしどころではあります。
別に自己解決しろとまで思ってませんしね。
ただ、表題にも書いた通り、
「頼られればこそ、あいまいに、『行間読んでください』的に仕事を依頼されますから」
だから、ほっとけば溜まりますなー。そりゃ、頼られてるんですから、当然依頼がいっぱいになりますから。少なかったらかえってショックでしょ(笑)。
だから、
「いっぱい依頼くださりありがとうございます(ニコリ)。でも累積したらこんなにできないんです。申し訳ないのですが(グスン・・・)。だからお客さま方関係者間でうまく負荷調整、優先順位付けにご協力くださいませんか(またニコリ)!」
そう、さばけるようになりたいですね。
サポートしますし、もちろん。うまく自分や周囲を活用してほしいな、と思います。
成果の事前約束がないんですから、うまくやれば自由にやりたいことへ活動を誘導できるんですから。
がんばりましょう。いっしょに。