まずは「正確に」依頼をこなす。そして次回は「より速く」、そしてその次は「行間も読んで付加価値つけて」
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最近、若い(不肖よりは相対的に経験途上の)人の仕事ぶり、「正確に」をまず達成してほしいのに、まずそこがいいかげんなときがあり指導の仕方に悩みます・・・
著書 にも書きましたが、
まずは「スピードと品質のバランス」が大事です。
そして、
その次に、「スピードも品質の1指標」との認識のもと、「より速く」「でも正確さは損なわず」と、レベルアップしていってほしいのです。
人はどうしても付加価値=自分個人の差別化を図りたがる習性があります。
それはいいことですが、基本の前に応用を求めてはいけません。
まず、「正確に」仕事が処理できるようになってほしい。
その次は「より速く」。正確さを損なわずに、です。でないと意味がない。
正確さを落とせばだれでも「より速く」仕事はできます。
これが追及できるようになってから、付加価値を求めてほしいなあ。
1を聞いて10を知るじゃないけど、「行間を読む」ことができるのは素晴らしいことです。
ただ、読んだ行間が間違った理解じゃ意味がないから。
それができるようになるには、
まず、「正確に」、そして、次に「より速く」、が身についてからの話でしょう。
コンサルタントはとかく、基本を飛ばして応用に走りがちですが、そこはぐっとこらえて、まずは基本を大事にしてほしいですね。
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