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IT、特にコンサルに携わる方々を癒すメッセージを、ついでに趣味のダーツ話も交えて・・

社会人の向学心

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「スキルの足りない人だけど、ポテンシャルを汲んで、買う」という経験を最近積みかさねています。

 

やる気まんまん。

「頑張ります」「勉強します」

 

その言葉を放つ、素直さや熱意にうたれ、正直ベースでは要求レベルにスキルや経験量が足りてないんだけど、「ポテンシャル」を買って、採用。・・・というケースなわけです。

 

現状、どこも人不足の折、そう簡単にスキルや経験値がばっちり要求レベルに足りた人をみつけること自体、一苦労。

ともすれば、「あると思ってアサインしたら、実はなかった・・・号泣」なんてケースもあるわけです。

 

だったら、「多少の」不足はポテンシャルとして、将来に期待。少しでも早い成長、到達に期待、という考え方になるのは悪いことでもありません。

 

ですが、このポテンシャルを具体的に「潜在スキル」じゃなくて「実用スキル」に変換していくキーワードが「向学心」だとしますと、この向学心が、その変換の達成までずっと高いレベルに維持されるかどうか。・・・これが、・・・これが、結構めちゃめちゃ、怪しい。

当人も悪気はないことが大半です(残念な例外も時々あります)。ただ、向学心が萎えると、もともとスキルや経験値が足りてないわけですから、戦力として、その時点で使い物にならなくなるのです。

 

「ちーっとスキルが足りないけどすごい頑張りやさん」だと可愛く思えることがあっても、「すごいスキルがあるけどすっごい嫌な奴」だと、(しょーがない)とは割り切りつつも、どうも煮え切らないストレスが・・・

というわけで、多少の不足はポテンシャルと評価して、「真面目な人間性」とか「礼儀正しい」とか「すごい努力家、勉強家」とか、そういう部分でプラス加点して、採用したくなるのは人間の性ともいえる・・・

 

しかーしっ。

その「向学心」の部分が期待ハズレに終わると、・・・もう、それはもう、大ショック。

 

落胆が、のち、怒りに変わります。気持ちわかるなー。でも、一方で、自分が割り切ったんだからしょうがないじゃんって気もします。

大事なことは向学心を高いレベルに維持させること。そのためにいろいろサポートすることです。

正直、なかなか難しいです。虚栄というか見栄というか、本質と異なる演じ方をされ、それを見極めることができないと、時にとても不幸な結果をもたらすこともあります。

 

リカバリは、そりゃ、矜持にかけて、ちゃんとやります。

でも、トータルなビジネスプランは大ダメージ・・・あちゃー、キビシー!!

 

新しい事業とは、かくも面白く、そして、非常に厳しい過酷な、余談の許されないビジネスです。

ほんと、毎日毎時、新鮮でショッキング~(笑)な体験をさせてくれます。

決して飽きることもないが、最近、おなかいっぱいです~・・・頑張れ、俺!!(苦笑)

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