「わざと」5分遅れる。
以前に、定刻じゃなく「15分くらい前にアポ現地に到着すべし」というエントリ(か川上さんあたりへのコメント?)を書いた気がします。これは原則論だとは思いますが、もう1つ考慮もあると思って週末のエントリを書いています。
「わざと『少しだけ』遅れる」ことも、時にはあるかもです。
これは友人から聞いた話です。
「先輩の家にパーティに招かれたり、先輩・上司の会食に誘われたときには、わざと『きっかり』5分遅れて到着します。そして、『いやー、遅れちゃってスミマセン!!』『いやいや、5分くらいだから気にすることないよ。それより、さあ食事やワインを楽しもうヨ!』、と言わせた方が、相手は優越感が持てて、かえって気持ちよく宴席が進むというものです」
ふむーっ!なるほど・・・
ちょっと前くらいから、「定刻前に着くと相手にプレッシャーを与えるから定刻通りに着くのがいいよ」という考え方は目にしたことがあります。
けれど、
5分程度の遅刻なら気にならない人だとわかっていれば、
あえて5分遅れで到着することで、
相手に有利な上下関係を持たせて話を進めるのは、
意外に有効な営業戦術なんですよ、
と、尊敬する某企業の営業部長はおっしゃいます。
なるほどねー。
ちなみに、「気にならない人」というのは個人の経験では、ほんとに要注意です。
インド人の、ある友人とホームパーティがあって。
(注:ここからはインド人全般の話ではなくて、あくまで1インシデントで言ってます!!)
まず、自分がホームパーティをしまして。
その人は2時間も遅れて来ました。
「いやいや、ごめんごめん。遅くなっちゃった」
「!遅いしょ。遅すぎるよ!!」
「そーお?そんなことないよ。とにかく、ごめんごめん」
と、悪びれる様子もなく。
しばらくして、先方のホームパーティに招かれ。
電車の乗り継ぎを読み間違い、5分遅れで到着。
「ごめんごめん、ちょっと遅れちゃった」
「何言ってんだ!ずっと待ってたぞ!!何遅刻してんだーーーっ!」
!!ひえーっ。なんだそりゃ・・・
まあ、・・・世の中こんな人もいましてね・・・(笑)