3月2日 世の中はむずかしくない～いっけん簡単なのに人ができないことがゴロゴロある（＃283）
自問自答）目の前に開けているわが大道は、いったいどんな道だろうか。
松下幸之助さんは、その仕事に興味を持てるようになれば成功する、世の中はかように単純だと言っています。
私も、実はそう思うんです。
仕事に興味を持てるようになるためのフレームワークとして、私は＜らしさ＞軸というのを提唱していますが、これも実にシンプルです。
自分の仕事をなんとか好きになりたいという方は、ぜひセミナーにお越しください。
宣伝はさておき、このブログでも、何度か「それは分かるけど、難しい！」というものがありました。
今回もそのひとつです。自分の仕事に興味を持つのは実は難しい。だから成功する人が少ないのです。
最近では、「話を聞く」、「自由自在」などが、その例です（正直、松下幸之助さんの言うことは、みな難しい）。
今のところ『松下幸之助 成功の金言365』には出てこないし、この先出てくるかも分からないのですが、いっけん簡単なことで、やれば効果があるのに、やれる人はほとんどいないということがあります。
それは、「アドバイスとダメだしをしない」ということ。
しかし、みんな好きなんですね。この二つが。
意識的とは言いません。無意識なんでしょう。自分をよく見せたいという気持ちが原因だと思います。
そして、自分をよく見せたいというのは、本能なんですね。そうでないとDNAが残せない。特に男性は。
だからこそ、やめるのは難しい。
では本能なのに、なぜ慎むほうがいいのか。
それは、人間社会では、本能はできるだけむき出しにしないほうがいいとされているからです。
人前で排泄やセックスをしないですよね？喜怒哀楽の感情は、公式な場ではできる限りセーブすべきとされますよね？それと同じことなのです。
今日の一言）アドバイスとダメだしを慎むだけで、うまくいき始める。
「おまえのやっていることは、ダメだしではないとしても、アドバイスではないのか？」という鋭い指摘もあるかもしれません。
そのとおりです。アドバイスしていると思います。そして、それなりに苦労して、今の立場を作ってきましたし、またまだまだ認めてくれない人がいることも自覚しています。お叱りも覚悟しながら書いています。
アドバイスをするに際しては、それなりの苦労と覚悟が必要なのです。
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本年の一日一言は、『松下幸之助 成功の金言365』を毎日1ページずつ読んで、自問自答するという趣向です。
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