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2007/10/02

ファシリテーターは要らない?

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rain.co. 僕のファシリテーションの師匠であるザ・ファシリテーター著者の森時彦さんが、ファシリテーター養成講座という本を出版されました。
 僕自身常々考えていることなのですが、ファシリテーションを目的とし、ファシリテーターになることをゴールとしている人が多いように感じます。プロのファシリテーターとなるつもりならいざ知らず、企業の中にいてファシリテーションだけ勉強しても、何も解決出来ないのだろうと思います。
 例えば何かの業務に生じている問題を議論する場合、その業務自体を知らない人間が来てもダメなのだろう、ということです。
 ファシリテーションを知っていることで、解決できる問題は増え、効率も良くなるでしょう。しかしそれも、ベースになる業務知識、プロジェクトに対する理解力があって初めて成り立つわけです。
 僕は現在、日本ファシリテーション協会(FAJ)の監事を務めていますが、FAJにも机上のファシリテーションで喜んでいる人が多くいます。ワークショップをすることが目的化していたり。。。
 しかし、普通に考えてみると、例えばブレインストーミングを行うのは、何かの答えを探すためです。プロジェクトの初めにブレインストーミングを行うことで、事前に問題を洗い出すことが出来たりするわけですよね。ブレインストーミングは、智慧を集結させる手法にしか過ぎません。
 
 かなり逆説的に考えてみましたが、そういった業務知識を持ち、プロジェクトを理解している方々が、ファシリテーションの手法を身に付けると、とても強い力になると思います。
 この本の中でも、理論値を問いかけるという手法を使うシーンが出てきます。実際には、必ずしもそんなに簡単に問題は解決しないかも知れません。しかし、こういった手法が有効であるのは、事実だと思います。
 「ファシリテーターになんかなりたくない」と思う方も、その手法を知ることはとても便利ですし、面白いと思います。ぜひ、一度読んでみてください。
 238ページの「おわりに」に、僕の名前が出てきたことには驚きました。
 森さん、ありがとうございます。

kumaboo

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