「走れ！プロジェクトマネージャー！」

　1リットルの涙というドラマ、皆さんは見られていたでしょうか。泣き虫なので、毎回泣きながら見ていました。
　その主人公役を演じていた、沢尻エリカさんが舞台挨拶での態度が悪かったことに対して、オフィシャルサイトで謝罪コメントを出しています。
　「謝るくらいならやるなよ」とか「本心で謝っているのか」という厳しいご意見もあるようですが、今日は「謝る」ということについて少し考えてみました。
　謝るという言葉を辞書で引いてみると「悪かったと思って相手に許しを願う。」とあります。自分のことを「あぁ、悪かった」と思っているということになります。そしてそのことに対して、許しを願うことを「謝る」というわけですよね。
　自らを反省し謝る、という行為は、決して簡単なことではないように思います。態度が悪いという話では、ずいぶん前にロシアの音楽グループが、ドタキャンも含め大騒ぎになったことがありましたね。
　日本の場合、謝ることで水に流してくれたり、そこまででなくても随分とその後の対応が楽になったりすることがあります。（かなりありますね）
　ビジネスの世界、プロジェクトの中でも、謝れば済む程度の話でも、あえて自己主張してしまうことで余計に話がややこしくなったり、大事に発展してしまうことがあります。こうなってしまうと、後から謝っても「もう遅い」ということになります。
　もちろん何度も謝っていてはオオカミ少年になってしまいますが、まずは謝るという姿勢は大切だなと、人ごとながら感じた次第です。

　（※You Tubeで問題の場面を見ましたが、確かにひどいですけどね・・・）