「走れ！プロジェクトマネージャー！」

　色々な職業のプロフェッショナルがいらっしゃるわけですが、歌手の評価は、歌唱力、表現力などと更には、歌詞、楽曲などといった、背景で評価されるのかな、と思っています。
　スポーツのプロフェッショナルは、そのスポーツでの成績などで評価されるのだと思います。ま、歌手もスポーツ選手も、最近では、普段の素行や言動で評価が下がることなどもあるようですが、本質的にはその本業で評価されるのが一般的なのでしょう。
　では、僕たちビジネスマンはどうでしょうか。仮にプロジェクトマネージャーであれば、担当したプロジェクトの成功で評価されるのは事実です。しかし、もちろん素行でも評価されますし、言動も評価の対象になり得るわけですね。仮に、査定や社内評価とは別問題だとしても、こういう例がありますね。例えば、取引先や外部の方とミーティングが延びて、昼食や夕食をともにする場合、僕の食事の仕方が気に入らない、と言う理由で不評を買うこともあり得ます。
　仕事はちゃんとやっていても、食べ方が下品だとか、箸の持ち方が極端に変だとか、口に物を入れたまま喋るとか（そこまで行くと、誰でもイヤかも・・・）
　僕たちは、テレビに出るのが仕事ではないため、お茶の間の人たちが評価するわけではありません。（そういうのが仕事であるビジネスマンもいらっしゃるでしょうが）
　僕たちを評価する人は、上司であり、経営者であり、部下であり、同僚であることに加えて、外部の取引先であったりするわけですよね。ちょっとしたこと（本人にとっては）で、「あいつに頼みたくない」なんてことも起きるわけで。
　
　昨日、福岡を日帰りしながら、ふとそんなことを考えました。