「宇宙白熱教室」を見て、ハッブル定数から宇宙の年齢が計算できることがやっと理解できました
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Eテレで放送している「白熱教室」シリーズは
録画して見るようにしてますが、
現在放送中の「宇宙白熱教室」が、物理学者のモノの見方や、
宇宙についての理論をわかりやすく説明してくれていて
とても面白いです。
第3回は「宇宙膨張 驚異の発見 ~ダークマターへの道のり~」
というテーマでしたが、
宇宙が膨張していることは、
1929年にエドウィン・ハッブルが発見したそうです。
それぞれの銀河が遠ざかっていて、その遠ざかる速度が、
2倍遠い銀河は2倍、3倍遠い銀河は3倍で、
つまり距離に比例することがわかったとのこと。
そもそも、なぜ速度がわかるかというと、
光にも音のドップラー効果のように、赤方偏位というのがあり
その赤方偏位の度合いから速度を調べられるそうです。
距離については、標準光源を元に計算するそうで、
その標準光源となるのが超新星爆発。
そもそも、原子は宇宙の始まりの最初からあったわけではなく、
超新星爆発の繰り返しによってできたもので、
つまり原子は星がつくったものであり、
その意味で、私たちは星のかけらであって、
宇宙とつながっているのだということです。
そして、いろいろ銀河の速度と距離を測定していくことで、
宇宙の膨張率であるハッブル定数がもとめられ、
ハッブル定数から宇宙の年齢を計算して出すことができ、
それが約130億年になるそうです。
以前「高校生クイズ」を見ていて、
「ハッブル定数から宇宙の年齢を計算しなさい」
という問題が出たことがあって、
そのときは見ていてちんぷんかんぷんでしたが、
今回の「宇宙白熱教室」を見て、やっとその意味がわかりました。
次回が最終回でダークマターがテーマだそうですが、
どんな内容になるのか楽しみです。
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