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味の素グループの社史の担当者の方の講演会に参加しました

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昨日は、神奈川県立川崎図書館で開催された、
社史ができるまでシリーズ講演会第11回
「『味の素グループの百年』ができるまで~そして、できてから~」に
参加してきました。

この講演会シリーズは人気があるようで、
今回も定員50名のところ、100人ぐらいの応募があったそうです。

ぼくは、年表創造コミュニティ「Histy」の運営や
自分史活用推進協議会での活動をしていることもあり、
以前から社史には興味を持っていますが、
この講演会シリーズには初めて参加しました。

味の素グループの広報部社史・博物館担当の牛島康明さんが、
味の素グループの現在の状況や、
社史編纂とアーカイブズ情報の発信・活用、
味の素グループの歩みについて話をされました。

味の素の創業期の話や、
味の素の原料が蛇だという風評に悩まされた話、
味の素の瓶の穴を大きくしたら儲かったというのは本当かという話など、
興味深い話がいろいろ聴けて面白かったです。

味の素グループの歩みについては、以下のウェブページから参照できます。

社史・沿革 | 企業情報 | 味の素グループ

特に印象に残ったのは、味の素は、昆布のうま味の成分が
グルタミン酸だとつきとめた池田菊苗博士が、
二代鈴木三郎助に事業化を依頼して立ち上げた会社で、
そのとき池田博士が、
「佳良にして廉価なる調味料を造り出し
滋養に富める粗食を美味ならしむること」という
理念を持っていたということです。

そういった理念、ミッション、ビジョンを持つことの重要性を
改めて感じました。

神奈川県立川崎図書館は、今回初めて行きましたが、
社史コレクションで有名で、
約1万7千冊もの社史を所蔵しているそうです。
社史のコーナーにもちょっと立ち寄りましたが
面白そうな社史がたくさん置いてありました。

6月25日~27日には「社史フェア2014」を開催するそうなので
また行ってみようと思っています。

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