中高年世代の強み

オルタナブロガーの山田智恵さんが書いた
「今しか見れない稀少性」というエントリーを読んで、
そういえば、僕らが高校生ぐらいまでは、テレビは録画できなかったので、
何か見たい番組があるときには、
必ずテレビの前にいなければいけなかったことを思い出しました。

ビデオ、パソコン、インターネット、携帯電話、電子レンジ、エアコンなど、
僕らが子供の時代にはなかったので、
そういう意味では、今は本当に恵まれている時代だなと思います。

ただ、そういった機器が登場した後に生まれてきた世代は、
それらがあるのが当たり前なので、
恵まれているという感覚にはならないでしょうし、
それらのありがたさに気づきにくいのではないかと思います。

僕らや僕らから上の世代は、それらがなかった時代も知っているし、
それらが進歩してきた過程も体験してきているので、
そういう比較の視点や、歴史の流れの視点を実感として持てるところに
強みがあるのではないかと思っています。

僕が自分史関連の活動に力を入れているのも、
そういう強みが活かせる分野の一つだからです。
今後もこの強みをいろいろ活かしていければと思っています。