ネットで旗を立て、アンテナをはることで、出会いや展開を生み出せる
オルタナブロガーの空野正輝さんが「ブログを通してでも人には会える?」という記事で、ブログを通じて初めて人に会った話を書いてらっしゃいましたが、私の場合、ブログも含めてネットを通じて知り合って仲間になった人がたくさんいます。
たとえば、私は現在一般社団法人自分史活用推進協議会のメンバーとして活動していますが、最初にこの協議会を立ち上げたときの仲間は、もともと自分史に関連する仕事などをしていて、私の会社で運営している年表(自分史)創造コミュニティ「Histy」を見て問い合わせをいただき、お会いした方々が多いです。
また、私はGoogleアラートに「自分史」というキーワードを登録しているので、ピックアップされた記事を読んで、興味を持った方にこちらから連絡をとったこともあります。協議会の代表理事を務めている前田義寛さんは、ブログで杉葉子さんの自分史の本をつくることになって、杉さんにお会いしたという記事を書いていたのを見つけて、こちらから連絡をとりました。杉葉子さんは往年の映画『青い山脈』の主演女優で、現在はロサンゼルスに住んでらっしゃいますが、私がロサンゼルスに住んでいたとき、たまたま仲良くなって、家にも呼んでもらい、出版の相談を受けていたこともあったからです。
最近、自分史活用推進協議会の著書として『自分史作成キット』を出版しましたが、この出版も、日本法令の方が、和装本シリーズの一つとして自分史をテーマにした本を出そうとしていて、ネットで自分史活用推進協議会のサイトを見つけて、連絡をいただいたことがきっかけです。
何がいいたいかというと、ネットで自分のやりたいテーマについてわかりやすく旗を立てたり、アンテナをはったりすることで、いろいろな出会いや展開を生み出すことができるということです。旗を立てるというのは、たとえば自分史なら、自分史のサイトやブログをつくった情報発信すること、アンテナをはるというのは、自分史関連のサイトやニュースなどをチェックすることです。「類は友を呼ぶ」といいますが、ネットをうまく使えば、それを加速することができるなと改めて感じています。もちろん、実際に連絡を取ったり、会いに行ったりという行動力も重要になってきますが。