わたしは何故自分史を書くのか
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オルタナトークのお題が「あなたは何故文章を書くのか」ですが、もうちょっと「文章」の内容を絞って、日記やライフログを含めた自分の記録としての自分史をなぜ書くのかについて、書いてみようと思います。
一つ目は、自分のことをより深く知るためです。自分のやってきたことを文章に書くことで、自分のことを、より客観的に見ることができるようになります。また、自分の過去を振り返って文章にすることで、潜在意識にあったことを顕在化したり、そのできごとの意味を見直したりすることができます。私たちは、今まで経験してきたことや考えてきたことが潜在意識にあって、無意識のうちに自分の行動に影響を与えていますが、それらを顕在化することで、より意識的に行動し、主体的に生きることができます。
もう一つは、コミュニケーション能力を高めるためです。インターネットの発達により、メールやブログ、ソーシャルメディアなど以前より文章を書く機会が増えてますし、文章力を高めることは、会話力にもつながると思います。よい文章の条件とは「自分にしか書けないことを、だれにもわかるように書く」ことだと言われてますが、自分にしか書けないことというのは、要するに自分の経験や体験の話や、そこから自分で考えたことです。ですから自分史を書いて、自分の経験や体験についてまとめておくことが、よい文章を書くことにつながります。
ほかにも自分史を書くメリットはいろいろありますが、自分史の魅力や活用法が『自分史作成キット』の解説書にまとめられています。ぜひ手に入れて、自分史をまとめてみていただけたらと思います。
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