ユーミンと井上陽水さんの対談記事の衝撃
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読売新聞のサイトに、ユーミンと井上陽水さんの対談記事が載っていました。
この中で、陽水さんが「もう、誰も音楽にお金を払わないですよ」、ユーミンが「音楽にお金を払うこと自体が間違っていたのかもしれない」と発言していることに衝撃を感じました。かつてミリオンセラーを出していたトップクラスのシンガーソングライターのお二人が、このような発言をする時代になってしまったということですね。今後はやはり、楽曲自体を売るのではなく、コンサートやライブなどのリアルの場で収入を得ていく方向が強まっていくということでしょうね。
これは出版についても同様で、現在でも本の印税だけで食べていけるような著者はごく少数だと思いますが、電子書籍化や本の低価格化が進めば、出版自体から収益を得ることはますます難しくなり、本を出すこと自体は自分のブランディングやプロモーションの一手段でしかなくなり、講演やセミナー、イベントなどのリアルの場で収益を得るか、別に本業を持ちそちらに結びつけていくのが中心になっていくんでしょうね。
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