【温泉式多人数開発】オープンビジネスソフトウェア協会の新しい試み
私が理事の一人をさせていただいている一般社団法人オープンビジネスソフトウェア協会(JOBSA)の「温泉式多人数開発」実証実験で、群馬県の磯部温泉に来ています。
「WEB開発合宿@磯部温泉」と題した当プロジェクトは、エンジニア、プランナーほか、意外と共同作業することが少ない「WEBな人たち」を、ごそっと温泉に集めて何かを作ってしまおう、という壮大な(?)企画です。
WEBで参加者を募集したところ、忙しい12月の時期にもかかわらず約20名が集まりました。
1日目の12月18日は、まさに温泉びよりの快晴の朝となりました。朝9時に新宿駅近くに集合です。集合地点に行くと、貸し切りのバスが待っていました。
バスの案内板には、しっかり「オープンビジネスソフトウェア協会様」の文字があります。バスは定刻に発車しました。
途中の道は特に混雑もなく、バスは順調に進みました。関越道から上信越自動車道に入ると山の間を左右にカーブしながら上っていく道が続き、いよいよ気分が盛り上がってきます。
予定通り昼頃に合宿先のホテルに到着しました。大きくて立派なホテルです。
開発活動の拠点となる会議室は、この人数では持てあましてしまうほど広く感じられました。
しかも、昼食を取るためだけに用意されている部屋が、これまた広いです。
昼食は舌切り雀のつづら弁当をいただきました。当地は昔話「舌切り雀」の伝説の温泉地なのだそうです。
広すぎてどうも落ち着かないまま昼食を終え、いよいよ開発の時間が始まりました。最初に河村JOBSA理事長より「StaffRoll.net」の概要について説明がありました。
その後で各人の専門分野によりグループに分かれて、開発作業に入りました。
夕方5時半までまじめに作業した後、一風呂浴びて豪華な夕食となりました。大宴会と行きたいところですが、今回の目的は温泉旅行ではなく開発合宿です。ビールは控えめにして夕食を終え、夜の部に突入しました。
揃いの丹前を羽織ったメンバーが黙々と作業しているのは、どことなく笑えます。夜型の人間が多いせいか、昼間より集中して働いているように思われます。
というわけで、磯部温泉の夜は更けていくのでした。