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顧客サービスとITのおいしい関係を考える

会社を越えてファイルを共有する(2)

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前回に続いて、グループウェア機能があるファイル共有サービスのご紹介です。

Google Apps

豊富なサービスを無料または廉価に使えるサービスの代表です。

以下の機能を含む豊富なメニューがあります。無料のStandard Editionと有料のPremier Editionがあります。

  • Gmail 検索機能とスパム対策に優れた大容量ウェブメール。携帯も利用可能。
  • カレンダー 予定やイベント情報を共有。
  • グループ メーリング リストやグループを作成。
  • ドキュメント オンラインで文書や表計算などを作成して共有。

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Microsoft Office Live Small Business

マイクロソフトが提供する中小企業向けのオンラインサービスです。Webブラウザで利用できる電子メール、カレンダー/スケジューラ、グループウェア、Web サイト作成などの機能を備えています。サイボウズのようなグループウェア機能「Microsoft GroupBoard Workspace 3.0」を利用できます。

無料版と有料版があります。無料版にはメールに広告が入ります。

ファイル共有の機能だけ必要であれば、Microsoft Office Live Workspaceがあります。

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SaaS for NetCommons

オープンソースCMSのNetCommonsをSaaSで利用できます。CMSと言うと一般公開向けのWebサイトのイメージがありますが、NetCommonsはユーザIDとログイン認証で管理されたメンバー専用のサイトを構築できます。メンバー専用サイトのみを利用して、グループウェア的な使い方をすることも一つの使い方です。

2010年3月までは、キャンペーンで国公立学校および学校法人に限り、有償利用と同じ内容で無料体験できます。一般向けの料金は、ディスク容量2GBまで月額4,000円~です。

「キャビネット」、「掲示板」、「カレンダー/スケジュール」「ToDo」などの豊富な機能があります。

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いろいろなサービスがありますので、予算、セキュリティー要件、必要な機能などを考慮して、適切なものを選ぶとよいでしょう。

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