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チューリップの育て方

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春ですね。景気の底入れを期待させるニュースが出てきています。

手応えを感じるほど強い状況ではありませんし、底入れしたからと言ってすぐにV字回復する保証はありません。まだ安心はできませんが、先行き明るい傾向を素直に歓迎したいと思います。

昨年12月の時点で、私は「日本の景気は2009年4~6月に底入する」と予想していました。証人がいますので、後出しジャンケンではないです。

その根拠は、以下の3つです。

  • 日本は4月から新年度になる企業が多い。4~6月は新年度予算で始まる動きが見えてくる時期である。
  • 日本は四季の変化がある。春になって花が咲くと人の心が前向きになって投資や個人消費が増える。
  • 政府の景気対策がようやく具体的に動き出す。

素人の私の予想が当たるかどうかを、ここで言いたいわけではありません。財務省の大臣やエコノミストでさえ、経済の予想は当たりません。経済の先行きは誰にも予想できません。予想して当たるものならば、株やFX(外国為替証拠金)で大金持ちになっているエコノミストがたくさんいるはずです。

ここは一つ、予想が当たらないという前提で、悲観しすぎることなく明るい予想を元に行動することを、お薦めしたいと思います。

我が家の庭の外の空き地で、毎年チューリップが咲きます。以前の住人が植えたものと思われます。うちでは水やりなどの手入れは全くしていません。それでも毎年ちゃんと花が咲きます。野良チューリップです。チューリップが自立していて、春を待ってしっかり花を咲かせるのを見ると、植物はエライと思います。

環境が悪くても、植物は自分で移動できません。ただ、変化に対応して花を咲かせるのみです。見えない将来を思い悩むより、現在の環境に対応することを考えたいところです。外へ出て美しい花や木々の新芽を見ると、元気が湧いてきます。晴れた日は公園に行きましょう。

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