オルタナティブ・ブログ > てくてくテクネコ >

顧客サービスとITのおいしい関係を考える

SaaSと神社のお札の共通点

»

正月三が日が終わって、今日から今年の仕事の始まりです。今年も株式会社テクネコと「てくてくテクネコ」をよろしくお願いします。

正月は初詣に行きました。弊社の初詣は東京の神田明神にお参りするのが恒例です。ちなみに神田明神は秋葉原の近くにあって、IT情報安全守護のお守りを出していることで有名です。これは会社のサーバーラックにぜひ貼っておきたいお守りです。

昨年いただいた商売繁昌のお札を神田明神に返納して、お参りの後で新しいお札をいただきました。商売繁昌御神札は、1,000円の納めになります。

CRMの観点から考えて見ると、お札や破魔矢の仕組みは、よくできています。

古いお札や破魔矢をゴミ箱に捨てると罰が当たりそうです。やはり、いただいた神社にお返しするのが正しい方法です。となると毎年1回は神社に来るわけで、これは究極のリピーター獲得方法と言えるでしょう。

お札や破魔矢は神社に奉納金を納めたしるしです。モノを買ったわけではないので、お札の中を開けてみたりしてはいけません。御利益というサービスに対してお金を払ったことになります。商売繁昌の御利益サービスは、年間購読料1,000円のSaaSだったと気がつきました。

SaaSとアルファベットで書くと、すごく新しいことのように見えますが、仕組み自体は日本に古くからあるものです。今年もITの流行語がいろいろ出てくると思いますが、目先の新しさに振り回されないようにしたいものです。

Comment(0)