オルタナティブ・ブログ > てくてくテクネコ >

顧客サービスとITのおいしい関係を考える

現金はなくならない

»

前回はセブンイレブンでプリペイド型電子マネーnanaco(ナナコ)の利用が始まることを書きました。昨日の発表によると、イオングループがWAON(ワオン)という名前で独自の電子マネーを採用し、ローソンもこれに合流するそうです。

これでコンビニで使える電子マネーの概要は以下のようになります。

  • セブンイレブン-ナナコ
  • ローソン-ワオン、スイカ、エディ
  • ミニストップ-ワオン、他
  • ファミリーマート-エディ(一部店舗)、スイカ(一部店舗)
  • エーエムピーエム-エディ
  • サークルK・サンクス-エディ
  • スリーエフ-スイカ

私の自宅と駅の間には、セブンイレブン、スリーエフ、ローソンがあります。どこのコンビニでどの電子マネーが使えるか、考えながら買い物をするのは面倒です。もうしばらくは現金を持たずに電子マネーだけという訳には行きそうにありません。

今後は使える電子マネーの種類によって、いつも使うコンビニが選ばれることがあるかもしれません。私はすでにパスモを持っていますから、個人的には現時点でスリーエフがやや有利でしょうか。ただ、パスモは最初に500円のデポジットを払わないといけません。コンビニで買い物することがメインなら、心理的なハードルになりそうです。

セブンイレブンでは他社電子マネーと共用可能な決済端末を導入するという話もあります。セブンイレブンがナナコカードを無料で配るようなら、コンビニ電子マネーは一気にセブンイレブン優位になりそうです。

Comment(2)