コンサル業界の「偏差値」は、本当に意味があるのか
コンサル業界の就職偏差値ランキングは昔から定期的に話題になります。
https://reashu.com/consulting-ranking/
今回のランキングでも、MBBが最上位に位置づけられています。
77 マッキンゼー・アンド・カンパニー
76 ボストンコンサルティンググループ
75 ベイン・アンド・カンパニー
その下に、
74 Strategy& Oliver Wyman
73 ローランド・ベルガー
72 IGPI ZS Associates
71 Mercer A.T.カーニー ドリームインキュベータ
70 アーサー・D・リトル L.E.K.
68 アクセンチュア(戦略)
67 コーポレイトディレクション 野村総研(コンサル)
さらにBig4や総合系として、
66 IBM(コンサル) 三菱UFJリサーチ&コンサル デロイト
65 リヴァンプ クニエ アクセンチュア(非戦略) PwC
64 IBM(IT) NTTデータ経営研究所 日本経営システム
63 アビームコンサルティング シグマクシス 日本総研(コンサル) KPMG EY
と続いています。
こうしたランキングは就活市場では非常に分かりやすく、実際、選考難易度や求められる思考力、カルチャー、案件特性には一定の違いがあります。ブランド力がクライアントや採用市場に影響するのも事実です。
一方で、コンサル業界に身を置いて感じるのは、「偏差値」と「価値創出力」はかなり別物だということです。
どれだけロジカルでも、クライアントと信頼関係を築けなければ成果は出ません。逆に、現場を動かす泥臭さ、組織への理解、人を巻き込む力は、ランキングでは見えにくい。
特に最近はAIの進化によって、「知識量」や「情報整理」だけでは差別化しづらくなっています。
その中で重要になっているのは、
・どんな問いを立てるか
・どんな変化を実装できるか
・どんな人と組織を動かせるか
という、人間側の力だと感じます。
個人的には、コンサルの価値は「偏差値」よりも、「どんな修羅場を経験したか」「どんな変革に向き合ったか」で決まる部分が大きいと思っています。
ランキングは確かに分かりやすい。
でも本当に重要なのは、その先で何を学び、何を生み出せるか、なのかもしれません。